2004年04月23日

たまには仕事の話

一昨日、先週から続いた重い案件からやっと開放された。
詳細をここに書くワケにはいかないけれど、海外のコンタクトセンタープラットフォームについてのレビュー。
かなり先進的なソリューションで市場性については全く未知ながら、コンセプトは非常に面白い。既に海外では稼動しているものの、本来のパフォーマンスを発揮するには少なくとも3-4年はかかりそう。
最近見てきたこの手の製品の中では久々のヒット作で、実現した際に業界へ与えるインパクトも相当大きいだろうから、今後どの様な経営判断が下されるかとても楽しみ。

これで一息つけると思った矢先、昨日続いて新たな案件が。
午前中にイスラエルの会社のプレゼンを受ける。
こちらは先の製品とは異なり、明日からでも使えるジャンルの製品。
Webサイトなどを見ている限りでは大したこと無いと予想していたのだが、デモを見てビックリ。恐ろしく出来がよい。
以前見てきた同様の製品は、コンセプトだけが先走っていて中身が無いものが多く、実際には使い物にならない物ばかりだった。
例えば、プレゼン資料には「・・・が可能!」などと概念的に書いてあるものの、実際にはインターフェースが悪すぎて使えない、あるいは特定のネットワーク環境でしか動かない、酷い場合には概念のみで使える機能がそもそも無い、なんてことがザラにあった。
しかし今回のは他とは違って、概念レベルではなく既にシステムとしてキチンと実装されていて、何の問題も無く機能しており、明日からでも使えるレベルの状態にある。
恐るべし、イスラエル。

実はこのジャンルの製品はChristensenの言う「破壊的イノベーション」に属するもので、とある事業を丸々潰しかねない脅威的な存在。
他の製品の出来が悪かっただけに緊急度はそれほど高くないと読んでいたが甘かった。
急いで新たなビジネススキームを考えねば・・・。

Posted by Ozaking at 2004年04月23日 19:09
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