2005年02月04日

Last.FM(Audioscrobbler)

ただいま、急激にハマってます。
存在を知らなかった自分が恥ずかしい・・・。
Personalizeの精度が気になるので、とりあえずiTunesを流し続けています。

かつて米国の音楽配信サービスに興味があって、知人のアカウントを使って色々なサービス(iTunesRhapsodyNapsterMusicmatchSony Connect)を試したことがあります。
Personalizeというのは別に新しくも何とも無い機能で、前世紀の音楽関連サービスでも既に
存在していたように思います。
ただし、どれも残念なことに精度がイマイチなのです。
上に挙げた音楽配信サービスにも(確か)全てお薦め機能があったはずです。
上記の中でどれが最も精度が高かったかというと意外かもしれませんがRhapsodyです。

理由は明確で、RhapsodyはあくまでもJukebox、つまりOn Demand型のストリーミングラジオなので、
CD焼付け出来ない楽曲(他のサービスには提供されていない楽曲)が沢山聴けるのです。
また、収益モデルが楽曲販売数ではなく会員数に依存するため、とにかくマニアっくな楽曲
を多く集めている点も他サービスと異なる点です。

そもそも、この手のサービスの恩恵を受ける=興味・関心が高いユーザーというのは、大抵
根っからの音楽好きです。
趣味嗜好の度合いが高いということは、多くの場合は大衆受けする楽曲では物足りなくなるものです。

Rhapsody以外のサービスのRecommendation機能がイマイチなのは、収益に繋げようとするあまり、
結局は売れ筋(もしくは在り来たりの)の楽曲を薦めてくるところにあるように思います。

で、今回のLast.FMにビビっときたのは、今のところAmazonのアフィリエイトにも頼っているものの、
それ以外にDonation(subscriptionに近い?)という収益があるからです。
(これにより、売れ筋以外のレコメンドも可能となり機能が生きてくる)
また、それにプラスしてFlickrなどでもお馴染みのSNS機能が加わっていることで、
よりサービス利用価値(長期的な依存度合い)が高まっている点ももちろん重要です。

より多くの楽曲でPersonalize=Matchingをするほど精度は高くなるのは確実ですので、
あとはLast.FMがどこまでの情報量(楽曲数、視聴頻度、など)を用いているか?
これを暫くチェックしてみたいと思います。


OzakingのLast.FM (Audioscrobbler)

Posted by Ozaking at 23:52 | コメント (2) | トラックバック