2003年10月01日

検索エンジンはパーソナライズへ

src:ITmedia

いや、気付いてなかった。危ない危ない・・・
スタンフォード大学のGoogle研究レポート
これら研究者は2003年6月にKaltixという会社を作っていたのだが、最近この記事にもあるように、Googleに買収されてしまった。
それはそうと、記事にもあるように、「人々の総意」に基づく検索結果のソート、これが現在の検索エンジンである。
Page Rankだの、何だの言ったところで、現状では大衆(マス)が最も好ましいと思う結果しか検索エンジンは導き出していない。
無論だからこそSEOだのといったビジネスが成立するわけであるが・・・。
ワシが業界を去る気になったのは、まさにこの点に気付いたからに他ならない。
検索エンジン開発を推し進めていくと、最終的にはパーソナライズに行き着かざるを得ない。万人受けする結果よりは個人受けするほうが利用者にとって都合がいいからだ。
もちろん、パーソナライズ版とマス版を選択出来ても良いだろう。
その次はって?
個人的に大好きなNet Perceptions(この手のモノにハマルキッカケを作った)のようなレコメンデーション機能、いやお奨めというとPush要素が強いので、似た者が好む(例えばクリックした等)結果を表示する、と書いた方が適切だろう、に落ち着くのでは?
いや、そうあって欲しいし、そうして行きたいとも思う。

Posted by Ozaking at 00:25 | コメント (1) | トラックバック