2006年03月29日

メディアはワンセグで盛り上がってますが・・・

モバイルGyao、これヤバイです。
以前KLabでアプリは見たことあったのですが、かなり破壊的サービス。

昨日、数時間試しに観てみましたが、
1)まずは携帯のバッテリーが一瞬で・・・
2)パケット量チェックしたら一日で180万パケット!ドコモの回線大丈夫でしょうか??
3)今頃気づきましたが「愛のカタチ」。深夜放送でも流せないギリギリ路線・・・

ここ数日、日経を中心にワンセグネタが溢れてますが、所詮2008年まではサイマル放送
でしかないわけで、その頃にはHSDPAも普及してIP系が主流になっているのではないでしょうか?
IPベースであればPersonalize、Behavioral Targetingなんてものは容易に実現出来て、
生み出される広告価値もワンセグの比ではないような気が・・・

ただし、個人的にはモバイルGyaoよりもサイバードがやっている日テレNEWS24携帯配信サービス
の方がスマートに感じます。(アプリかどうかの違い)

この状況下、SB(Y!)がどう動くのか?非常に気になります。

2006年02月06日

ケータイに夢中

最近、時間があればケータイばかりいじってます。

先月はSweetにはまってました。

Sweet

現時点ではRSSリーダーですが、先日Sweetブログも開始し、近い将来は単なるRSSリーダーでなく、
統合アプリになっていく模様。
まだまだ不便な所も多いので、先日片岡さんにお会いした際、いくつか修正希望点を伝えておいた。

・当たり前だが、地下鉄に乗ると見出ししか読めない・・・。
 地上で見たい記事をチェックしてキャッシュ出来るようにして欲しい。

・テキストブラウザの起動が遅い。

・Sweetは最新情報だけでなく、将来の情報もRSSで受信できる。ここまでは面白い。
 ただし、例えば将来のイベント情報を配信してくれるのは良いが、その期日を過ぎたら消える
 ようにして欲しい。

などなど・・・。

今後が楽しみです。

2005年09月01日

MS、Teleo買収の狙いとは?

マイクロソフト、インターネット電話のテレオを買収へ(CNET Japan)

このNews、各所でSkype、Google TalkあたりのIMサービスと比較されて書かれている。

ふーん、と思ってスルーしようかと思ったが、Teleo(テレオ)って何をやっている会社かよく知らなかったので、念のためサイトに目を通してみた。
http://teleo.msn.com/

その中に、どうも気になる記述が・・・

the Teleo service also facilitated “click to call” dialling of any telephone number that appears on screen – such as within a Web site, search results or e-mail

どうやら、単にIMにVoIP機能を追加するだけでは無いようです。
「テレオのサービスにより検索結果やEメールに表示される電話番号に“click to call”ダイアルすることも可能」
???
これってPay-Per-Callってやつでは・・・

となると競合はSkype、Google TalkといったIMサービスではなく、Ingenioとなるはず!
 
 
今朝の日経産業新聞一面に日本でコムスクエア社が【ペイパーコール(PayPerCall)】の本格提供を開始という記事があったが、この分野は非常に魅力的な分野である。
よく言われるようにローカル検索との親和性が非常に高く、さらにはWeb、モバイルに限らず紙媒体にも対応可能であるため、広告主に受け入れられれば相当の市場規模になると予想される。

「IMから固定電話に電話する」という行為自体は、相手が友人であったりするとIMの存在意義を疑うことになるが、通話相手が広告主となれば話は別である。

Web-to-Web型の成果報酬型広告市場はAdSense、Overture、ショッピング比較サイト、アフィリエイト広告会社、と既に役者が揃っているが、Web-to-Real型の覇者は未だ・・・。
今回の買収はMSとしては復活のための二度とないチャンスを生み出すかも知れない。
 
 
MS社がPayPerCall広告市場で大成功するためのKFS(Key Factors for Success)は、露出する巨大メディアを構築することでも、優良な広告主を集めることでも、ないと思う。
1)MSNユーザ、IEユーザのPCにTeleoのソフトをインストールさせること
 →これは簡単であるハズ
2)PCユーザが利用時に通話用ヘッドセットを常備するよう習慣づけすること
3)そして最も重要な点が、いつもの如く自社囲い込み戦略に走らず、インフラとして広く世間に本サービスを提供すること
 MSN関連サービスのみでしか使えないとすると、またどこかの会社にその市場を奪われかねない
 
 
しかし、Ingenioと提携ではなく買収するところが、いかにもMSらしいです。
ということは上記3)のKFSは・・・やはり無理かな?

Posted by Ozaking at 17:24 | コメント (48) | トラックバック

2005年08月30日

Slideで遊んでみた

最近、写真系SNSが多くなってきている気がする。
そんな中、ローカルHDD内にある写真ファイルをスライド風に変換、ネットを通じて共有、知人へメール送信、てなサービスを発見!
写真をサーバサイドではなくローカルで管理するところがポイントか?


http://www.slide.com/
 
 
よくわからないが、試しにインストールして見た。

下がローカルの写真をスライド風に変換したところ。
(PCのデスクトップ上に表示される)

これがSlide.comのサイト上でチャネルという名前で公開される。

また、サイト上で他人のチャネルを選択すると、そちらも自分のデスクトップ上に表示される(出来る?)仕組みとなっている。
写真を介してメッセージも簡単に色々な人に送信できる。
 
 
と、仕組みは何となく解ったものの、
1)写真共有だけのSNSサービスってどうよ?
2)デスクトップを占領するのってどうよ?

といった疑問が残ったのでした。
 
 
おしまい

Posted by Ozaking at 15:53 | コメント (2) | トラックバック

2005年06月02日

デジタルコンテンツ市場の現状

「音楽配信」、「ストリーミング」、「電子書籍」、「オンラインゲーム」、市場データ。

デジタルコンテンツ利用実態調査

「デジタルコンテンツ利用実態調査」(PDF)

デジタルコンテンツ白書、オンラインゲーム白書、等、同類の調査結果は既に世間に
存在するのですが、業界の実態を知る者として、その調査方法と調査結果には
少し違和感を感じておりました。

大抵は、サービス事業者へのアンケート調査、ユーザに対するサンプリング調査、
となるのですが、市場が今まさに立ち上がりつつある過渡期であるためか、
前者は実態よりも多めに、また、後者は母集団の偏りによる影響が強く出る傾向にあります。
また、その他、調査項目そのものが調査主体の予想(恐らく、こうなっているハズ!)を元に
作成されてしまい、結果にバイアスがかかっているケースも非常に多くなっております。

手前味噌ですが、この度、決済に用いられた実データを元に調査結果を公表しました。
(アンケート法ではないため、推測やバイアスは一切ございません)

この結果を見ると、想定していなかった現実が浮き彫りになっており、ネットビジネスに
関わる方々には多少なりとも参考となるのではないかと思います。

正直、私自身も結果を見て驚きました。

例えば、音楽配信。
街中でMP3プレーヤーを持ち歩いている殆どは若者ということもあり、音楽配信市場も
同様のユーザが支配しているのでは?と思っていましたが、実態は全く異なっていました。
意外にも30代後半から40代の利用率が高いのです。
しかも、利用単価で見ても35~39歳の利用単価が475円と最も高くなっていました。
となると、音楽配信ビジネスの成功要因は間違っても新曲の品揃えを如何に多くするか?
では無いということになります。

もし、お時間が許すようであれば是非一度ご覧下さい。

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Posted by Ozaking at 02:44 | コメント (11) | トラックバック

2005年05月11日

粋なParty

本日は表参道にあるフレンチ・レストラン「ミュージアム1999レストラン・ロアラ・ブッシュ
にて開催されたAsk.jpのPrivate Partyに忍び込んできた。

Ask側はUSからBloglinesを作った(買収前のCEO)のMark Fletcherと、
Teomaを開発したApostolos Gerasoulis(今はAsk Jeeves,incの副社長)が参加。
事前にMarkから日本のBloggerやRSS関係者に会いたいとのオファーがあったので、
この業界の人なら大抵知っているGeekやBloglines中毒者の方をお誘いした。

昨日あちこちでNewsになっていた(←Google News!)ので事情は理解できるでしょう。

話の詳細はNews、他のブロガーの方に譲るとして、強く感じたことを一つ。
日本とは異なり、ネットGeekである彼らの年齢層が高い。
Bloglinesなど実はMarkが一人で作ったのだったりする。

開発者の数の少なさではGree、はてな、ドリコム、など日本でもいくつか事例が出ていて
いるが、年齢層は大抵が20歳台だったりするので、これは大きな違いである。

日本のネット界もGeekが長生きできる環境が整うと更に楽しくなるだろうなぁ・・・。


Ask.jpの評価は近々大幅に機能強化されるようなので、その時にしましょう。
(松下奈緒が会場に来ていたら確実に二重丸だったのに、残念!)

しかし、Ask.jpの最近の動きは非常にアグレッシブで興味津々。
当面うぉっちしてみるかな。

さておき、Jeevesおじさんの足、実は短い?

ジーブスおじさん

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2005年05月02日

The Age of Engagement

Mary Meeker(Morgan Stanley)、AD:TECHのkeynote資料。

AD:TECH Mary Meeker 'the age of engagement'

The Age of Engagement

今回、Maryが何を話すのか非常に興味を持っていたのですが、
資料を見た限りではいつもと同じで新鮮味に欠けます。
ただ、Videoについて触れたのは初めてかも?

ま、Mary再来=ネットバブル再来とならなければよいのですが・・・。

2005年04月20日

SES

Search Engine Strategies Conference & Expo 2005 Japanに行ってきた。

久々に色々と書きたいことがあるので、詳細は後日書きます。

Posted by Ozaking at 23:20 | コメント (6) | トラックバック

2005年03月10日

Orkut

最近、全然見ていなかったが、Orkut経由で知らない人からメールが来た。

Faça parte da nossa nova comunidade!! " Família Ozaki" Vamos descobrir possiveis membros de nossa família!

???
ポルトガル語である。

altavistaで英語に翻訳してみると、

It is part of our new community! "Ozaki Family" We go to discover possiveis members of our family!

おぉぉ・・ナルホド!
世界のオザキさんコミュニティーを作るってわけか。
(いまさら説明する必要もないでしょうか私の苗字は尾崎です)

早速ログインして見てみたが、"location: Brazil "となっている。
どうやらブラジルには尾崎さんが沢山いるらしい。
しかも、ブラジルではどうもOrkutが流行っているようで、皆リンク数が異様に多い。


ところで、
入ってみたは良いが、ポルトガル語わかりません・・・。
Orkutでの公用語は英語じゃないのか!

Posted by Ozaking at 01:54 | コメント (2) | トラックバック

2005年03月01日

Googleを壊す方法

五反田でカレーを食べてきた。
香辛料のお陰か、ついにGoogleを無力化する秘策がひらめいた。


その方法とは・・・

世の中のサイトをウソだらけにする!


さすが五反田のカレー屋には優れたWebウォッチャーが揃っているため、
すぐさま参考になるサイトを教えてくれた。

嘘をつきます。

うむ、期待通りのサイト。
エンターテーメント性タップリで、かなり面白い。

この手のサイトが全Webページの10%位を占めるようになると、
Googleのロジックは間違いなく崩壊するだろう。(ニヤリ

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Posted by Ozaking at 23:57 | コメント (1) | トラックバック

2005年02月24日

ネットのリスクを再認識

Bloglines Bloglinesが止まっている・・・。

 ということで、
 朝から全く仕事にならん!
 ふざけるなー!!!


 
こんな方、他にもいらっしゃるかと思います。

ネットのサービスはロケーションフリーで本当に便利なわけですが、
このように依存度の高いものがサービス停止すると、自分の行動自体も
停止してしまい洒落になりません。

検索サイトであれば代替サービスがスグ見つかるのでよいのですが、こればかりは・・・。
最新のものをOPML化しておき、非常時にはスグ違うところに乗り換えられるように
常に準備しておく必要性を今更ながら感じました。

そういえば、20世紀の頃に社内のExchangeサーバが止まり、
・ その日のスケジュールが分からない
・ お詫びする連絡先(メールアドレス)も分からない
という大惨事を引き起こしたことがありましたが、21世紀となった現在も
当時と全く同様のリスクが潜んでいるんですね。
(ちなみに、その当時「ITリテラシーが低い」と日々周囲からバカにされていた人たちは、
情報がすべて手帳管理だったため、サーバダウン時にも難なく一日を過ごしたのでした。)

いつの時代も、「備えあれば患(うれい)なし」ということですか。

*そういえば、最近PCのファイルBack Upしてないなぁ・・・
携帯のアドレス帳も・・・
ん?Blogのテンプレートや記事もか・・・。

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Posted by Ozaking at 11:46 | コメント (0) | トラックバック

2005年02月23日

Search Query Keyword Insight

eMarketerより

検索に用いたワード数とそのコンバージョン率の推移表です。

売上=クエリー数×コンバージョン率ですので、クエリー数を見ないとなんとも言えないのですが、
対策費用を考えるにはとても重要。
特に3~4語を用いたところが高いのが注目すべき点。(本当でしょうかね?)

日本は相変わらず、この手のデータが表に出てきませんね。

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2005年02月21日

最近どうも動きが激しい会社

今朝の日経の記事を見て思ったこと。

最近、Yahoo!の動きが妙に活発化しているように感じるのは私だけでしょうか?
昨年ブログ関連の参入を巡っては、大企業病でスピードが劣ってきた、みたいなコメントを耳に
していただけに、この変化には何か裏があるのでは?と、ついつい想像してしまいます。

例えば、
楽天、Livedoor、GMOなどの動きに危機感を感じ始めた・・・
Yahoo! Inc.との力関係が大幅に変わった・・・
スゴ腕の社員が入社した・・・

何れにせよ、検索(ポータル)マーケットのリーダーが長い眠りから覚めたわけですから、
チャレンジャー、フォロアー、ニッチャーである他の各社(あえて競合各社とは書かない)も、
気持ちを入れ替え戦略を練り直す必要がありますね。

【以下追記コメント】
以上のように書いてみたものの、少し見方が変わってきた。
Y!の動きが早いのではなく、他の会社の動きが遅すぎるだけなのかも知れないな、と。
唯一、国内勢では共鳴がガンバっているものの、如何せんパブリシティーが下手すぎて、
一般ユーザーはおろかグループ内にもメッセージが伝わってないからなぁ・・・。

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Posted by Ozaking at 11:59 | コメント (30) | トラックバック

2005年02月16日

Flickrが・・・

Last.FM同様に最近ハマッているFlickrですが、どうやら近々買収されるとの噂が。
まだサービス開始から1年しか経っていないのに、この業界はホント動きが早いです。

Flickr

$41.77払ってUp Gradeしようと思っていたのにどうしようかなぁ。。。

あの会社にお金を払うと思うと、どうも気が進まないのは私だけでしょうか?

Posted by Ozaking at 10:04 | コメント (2) | トラックバック

2005年02月07日

Ask JeevesがBloglinesを買収

なかなか面白くなってきました。
Ask JeevesがBloglinesを買収(CNET日本語版

Jeevesおじさん

米Yahoo!はMy Yahoo!にRSSリーダー機能を昨年より実装してますから、Googleがどう出てくるか
気になるところです。
Pyra Labs(Blogger.com)を買収したものの、その後なかなかCash Cowになっていないところを
見ると、この世界には興味が無いのでしょうかね?
(ま、他のBlog運営会社も決して儲かっているわけではないでしょうが・・・)
MSNは結局ブラウザ統合の方向なんでしょうね。

Bloglinesユーザの視点からすると、下手にAskとインテグレーションはしないで欲しいな、と。
Blog Search、Desktop Search、アルゴリズム決定要素として(履歴情報)の活用も考えられますが、
使い勝手だけは悪くしないで欲しいなぁ。

ところで、JeevesGuyが登場するこのBlog
GoogleGuyに対抗したものでしょうが、力の差が明確に出ていて悲しすぎます。

Posted by Ozaking at 16:13 | コメント (10) | トラックバック

2005年01月21日

朝から検索業界が騒がしい

AOLが派手にやってくれました。(リリース
国内では、9:30時現在で日経新聞ITmediaだけですが、USでは大騒ぎです。

・Vivisimo http://vivisimo.com/
・Copernic http://www.copernic.com/
・Fast Search & Transfer http://www.fastsearch.com/
・Ingenio http://www.ingenio.com/

何も一度にこれほど持ち込まなくても・・・。

後ほど思うことを追記します。

Posted by Ozaking at 09:35 | コメント (1) | トラックバック

2005年01月15日

DVD:シリコンバレーの百年

先日、ソーシャルネットワーキング.BARでやっと購入した。
IT、ネット関係者の方々、歴史を知りたければ見るべし。
参考記事
残念ながらAmazonには売っていません。

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2005年01月13日

サーベイML

本日はNetRatingsの萩原さんがオーナーをつとめるサーベイMLのオフ会に参加。
場所はKNN神田さんがやっているソーシャルネットワーキング.BAR

萩原さんのビットバレーの頃の懐かしい話に始まり、その後はフリーディスカッション。
なお、サーベイMLの参加者数は既に5000人を超えているとのこと。
これなら、その辺のメルマガやブログより断然メディアの伝達力がある。

・・・な参加者の方々と色々と意見交換。
(しかし、いつ行っても、この店はホント面白い人と出会えます。)
風邪で体調が良くなかったのですが、無理して行って良かった!と思える充実した内容でした。

Posted by Ozaking at 23:25 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月05日

2005年のテクノロジー予想

出所:eMarketer
"Top Ten E-Business Trends for 2005"

  1. 新たな広告手段の台頭(rich media、buzz)
  2. RSS及びRSS広告の普及
  3. AOLの収益源が通信から広告に
  4. VOD(video-on-demand)が広告業界を揺さぶる
  5. 無線ブロードバンドサービスの普及(米国)
  6. RFIDの浸透(特に小売業)
  7. VoIPの利用者数が急増
  8. サーバ入れ替え時期にあわせてエンタープライズ領域でのLinuxの採用が増加
  9. 小売業においてクロスチャネル化(店舗、Web、カタログ)が進む
  10. 昨年に引き続き、企業がITセキュリティーに注力


米ビジネス誌Business2.0のテクノロジー2005年予想"Whither Apple, Google, Blogs, and DVRs"
と比較してみると面白い。
(eMarketerの方が新鮮味に欠ける)

  1. 1000万以上が普及するHDDレコーダーの年
  2. Appleが携帯端末iPhoneを発売
  3. Googleが何でも検索
  4. ブログがメインストリームになり、Podcastが続く
  5. テクノロジー企業の合併・買収が続く
  6. ナノテクが燃料電池を現実のものに
  7. アメリカの1999年のように、中国でIPOブームが
  8. 「情熱」という言葉がビジネスミーティングで禁じられる(冗談)
Ad Innovatorより引用
 
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2004年12月27日

情報源が集約されることの危険性

「Gartner が IT 調査会社 META Group を買収」とのことだが、昨年のForresterのGigaに続くIT 調査会社の大型買収である。
Gartner Press Releases : "Gartner To Acquire META Group For $162 Million"
News Source : Financial TimesCBS MarketWatchReutersForbesInfoWorldinternet.comJ)、CNETITmedia

私はResearch Dept., Business Development Div.,、つまりは調査部という事業会社では珍しい部門に所属しており、Gartner、META、Forrester、Giga、Yankee、IDCといった米国の調査機関のレポートに頻繁に接している。
これら調査機関に求めるのはもっぱらマクロ情報。市場動向、製品ポジショニング、市場規模予測、といったものであるが、IT系の事業戦略立案にこれら調査機関のデータは欠かせない。
無論、国別に独自の文化的背景があるので米国の予測を全てそのまま流用できる、といったことは既に昔のことであるが(数年前までは米国で起きた同様のことが2年後に日本で起きる、という考え?妄想?が業界内では極普通にまかり通っていたというから恐ろしい・・・)、エンタープライズ系の分野では未だ参考になることが非常に多いのも事実である。

IT業界に限ったことではないが、技術/ツールでビジネス上の差別化を行うことは非常に難しくなってきている。技術/ツールが競合優位性をもたらすなどということは稀であり、勝敗は技術ではなく、ツールのユーザビリティー、サービスなどを含んだ幅広いビジネスシステム全体によって決定付けられる事が多い。
例えば、Googleは数年前に技術で優位性を築き成功したが、現在YST、MSNベータを比較して検索結果に大きな差は見られない。それゆえにGoogleを含む各社は広告など他のサービス分野に注力しているわけである。
また数年前であればRDBMSの分野において、やれOracleだ、Sybaseだ、MS SQLだ、DB/2だと商用DBを比較する事に躍起になっていたが、現在ミドルウェアの世界でそのような話は殆ど耳にしなくなった。これはOSなどの基盤技術でも同様であり、またERP、CRM、BI、といったツールの分野でも同様である。コモディティー化した、と言ってしまえば解りやすいかもしれない。

技術的な観点に立てば、客観的な指標で技術/ツールを比較することは容易であるが、サービスなどの主観が介在せざるを得ない指標では比較結果の信憑性は非常に低くなる。
技術的な内容は数社の評価レポートを参照すれば、大抵のトレンドを理解する事が出来るが、主観的な内容を数社のレポートのみで判断する事は多大なリスクを伴う。

この点からすると、今回のGartnerとMETA Group、昨年のForresterとGigaというのは情報源の集約=情報の偏在、という結果となり意思決定を行う上でのリスク要因となり非常に危険である。
もともと大して参考にならない(予測が当たらない)からどーでもいいじゃないか!という意見もあるだろうが、偏った(誤った)情報を参考にした多くのプレーヤーが同じ意思決定を行い、最終的には全滅する、こんな悲惨なことが近い将来起きるのでは・・・、と一傍観者として少し危機感を感じる。

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2004年11月16日

Search Engine Overdrive Vol.2

"ようやく"Jeffから告知された「第2回サーチエンジンオーバードライブ」。
(今回はてっきり告知無しかと思いました)
あ、そういえばInternet Watchにも少し書いてあったね。

今回のメンバー、スゴイです。
Searchビジネスに関わる人は絶対行った方が・・・。

Search_Engine_Overdrive Vol.2
19:00 open, Greek buffet
20:00 start panel discussion
20:30 start audience Q&A
21:00 free discussion, more delicious ビュッフェ
Spryo's@原宿
4,000円

「定員: 65-75人」となってますが、恐らくキャパオーバーするでしょうから、
早めに行く事をオススメします。

さーて明日は一体何人集まるのでしょう???

Posted by Ozaking at 11:56 | コメント (1) | トラックバック

2004年11月15日

MSN Betaの"more evil than satan"

先週の騒動はどうやら人為的ではなかった模様。

確かに"evil corporation"でググってもMSってもTop10にMicrosoftが出てくる。

evil corporation

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2004年08月24日

Ask Jeeves(アスクジーブス)日本参入

アスクジーブス、日本の検索市場に本格参入(CNET JAPAN)
Ask Jeeves knocking on Japan's door(News.com)

Ask Jeeves(アスクジーブス)が日本でベータ版サービス(Ask.jp)を開始する事がようやく正式にリリースされた。
これで私も沈黙を破る事が出来る!(ホッ

先月末SESに行くと友人に伝えた際、「またSEO/SEMビジネスに関わるの?」などと質問されて困ったものですが、これで少しは理由が解ってもらえるでしょう。

Ask Jeeves(アスクジーブス) 日本語版サービス「Ask.jp」

他の検索エンジン(GoogleやYST)との違いは大きく以下の3点

  1. "subject specific authority"技術により「検索キーワードと関連性あるテーマ(トピック)を持つWebページをピックアップし、そのページ群の中でハイパーリンク構造の分析を行う」(SEM-Research)ため、検索の精度が高くなる点
    (→ヒット数だけで見れば他の検索サイトが圧倒的ですが、実際に閲覧・クリックするのは精々上位から20~40サイトが限界であり、その検索結果の中で如何にノイズを減らすかがポイント!)
  2. 「スマートファインダー」機能の実装により検索リテラシーの低いユーザーでも容易に最適な結果を得る事が出来る点
    (→検索によって最適な結果を得るためには、どの様な検索ワードを入力すれば良いか解っている人は実は非常に少ない!)
  3. 「エキスパートリンク」機能の実装により、検索したいジャンルに関する情報を網羅的に扱っているリンクサイト(情報源)を容易に見つける事が出来る点
    (→検索エンジンのみでダイレクトに目的のサイトまで辿り付けるとは限りません!)

CNETのインタビュー記事にある通り、USサイトでは既に実装済みである「自然文検索」、「ニュース検索」、「製品検索」、「イメージ検索」、「ローカル検索」、や「パーソナライズ検索」といった機能も逐次国内でのユーザーニーズにあわせて機能実装していく予定ですので、皆様ご期待ください。

それでは、早速日本版Ask Jeeves(Ask.jp)を試してみましょう!

ask.jp !

ここが最悪!など辛口コメントも大歓迎です。
(あくまでもベータ版ですから・・・)

2004年08月19日

ローカル検索の可能性

japan.internet.comアウンコンサルティングの岡田さんがローカル検索に関する記事「加熱するローカル検索」を書いているので、私も一言。

岡田さんとは今月初旬にSan Joseで開催されたSearch Engine Strategies Conference & Expo 2004(SES)で知り合い、幸運にも多くの時間を共にし様々な意見交換を行うことが出来た。
話題は現在のSEM業界における問題点・課題といったミクロな点から、今後のSearch Engine業界の方向性といったマクロな点にまで及び、私としては非常に参考になった。

8/3にYahoo! とAsk JeevesのLocal Search(ローカル検索)サービス開始の発表があり、8/5のSESではローカル検索に2コマのセッションが充てられていたため(ちなみにPersonalizing SearchとBlog Searchが1コマ、Shopping Searchが2コマ)、会場でのローカル検索の話題性は非常に高く、当然ながらローカル検索についても彼とは色々と話した。

(下の写真はSES Yahoo!ブースで配布されたYahoo! Search Shortcuts説明マウスパッド)
Yahoo! Shortcuts

正直、私は当時Local Searchには全く興味が無かった。よって最終日2コマあったローカル検索のセッションにも参加していない。
今だから明かすと、岡田さんと話していたときも「何言ってんだかなぁ・・・」と全く他人事として捉えていた(ゴメンなさい)。
なお、興味が向かなかった主な理由としては以下の3点が挙げられる。

  1. 国内とUSでのYellow Pageの役割、広告市場の規模に大きな隔たりがあること

  2. IPの地域情報提供サービスが国内では十分に整備されていないこと(一応、国内ではCARが有名)

  3. 国内では地図情報提供会社(CyberMap JapanINCREMENT P、等)はカーナビ向けに作成されたデータを用いて各々独自にネット上でサービス展開しており、一方、電話帳情報提供会社であるNTT情報開発(株)はNTTグループ内でNTT番号情報(株)によってインターネットタウンページを展開しており、双方の利害を一致させたサービス統合が困難に思えること

しかし、ここに来て私の考えも少し変わってきた。
実はローカル検索、日本でもイケるんじゃないの?と。

もちろん、上記に挙げた3つの問題点が全てクリアされるわけではない。
そもそも、ローカル検索に興味が沸かなかった理由は、3つの構造上の問題点を考える以前に、「そんなニーズ、国内に果たしてあるのか?」という点が全く理解出来なかったからだ。
それが、最近ひょっとするとひょっとするかも・・・(ニーズあるんじゃないの?)と思うようになってきたのだ。

先に用いたニーズは、1)サイト運営者(or 広告主)、2)検索サイト運営者、3)ユーザー、の3つの視点から見たニーズを考慮する必要があるが、1のニーズに関してはROIが見合うかどうか?と同義であるので3のユーザーニーズに依存しており、2に関しても開発・運営費と広告収益との兼ね合いであるので同様に3のユーザーニーズに依存している。
つまり、ローカル検索(ビジネス)が成り立つかどうかについては、「ユーザーのローカル検索に対するニーズがどの程度か?」、「ユーザーがローカル検索を利用する必然性はあるのか?」という問いに対する回答を考えて見ることで大凡把握できる。

私の場合、大抵がビジネスユースで情報検索・収集・探索を行っていている事もあり、目にするものは全国版Newsサイト、新聞、業界誌(雑誌など)といった類いのものばかりで、全くもって実感が沸かないのであるが、周りを広く見渡してみると、Hot Pepperぱど、といった地域密着型フリーペーパー(クーポン誌)が旺盛を極めている。

実はネットであるが故にローカル限定情報を探すのが困難なだけで、ローカル限定情報がきちんと整理されていれば・・・、と考えることも出来なくない。
無論タラレバであるので、試してみないと何とも評価し難い面もあるが、可能性は結構あるように思う。
というのも、私自身フリーペーパーこそ読んでいないものの、ここ数年イエローページ・ハローページを手に取った記憶はない。2度の引っ越しを行っているので、引っ越し業者選択に始まり、病院、グルメ情報、等の地域限定情報を随分探したはずなのだが、電話帳を用いる必要性が全く無かった。
電通の日本の広告費によれば、電話帳広告市場は1999年:1,777億円、2003年:1,524億円、と253億円減少しているものの(ネット広告市場はは1999年:241億、2003年:1,183億円)、私のように全く利用していない人口比率が急増していることを加味すれば、まだまだ減少(ネット広告から見れば増加)する余地は残されていると言える。

ローカル検索には3つの問題点があるため、利便性の高いサービスを実現するのは容易でないものの、実はユーザーのニーズそのものは結構高いのではないだろうか?

2004年08月18日

ブログ検索サービス「blogWatcher」

先日、新たなブログ検索サービス「blogWatcher」が開始された。

ネタ元:Broadband Watch

入力したキーワードに関する評判や登場頻度、注目度などをブログサービス以外のサイトも含めて検索できる。現在は約200万エントリのブログを収集しており、今後は500万エントリまで拡大される予定。
 blogWatcherは、2003年度のIPA未踏ソフトウェア創造プロジェクト「blogページの自動収集と監視に基づくテキストマイニング」によって開発されたもの。HTML文書の構造解析を行なうことでサイトがブログかどうかを判定、RSSやPingなどのメタデータを配信していない日記サービスや、数年前に作成されたサイトなども含めた網羅的な検索が可能だという。
 blogWatcherでは期間や時期、被リンク数などを対象としてブログをキーワード検索できる。またキーワードに関する注目度「バースト度」を分析・グラフ表示することで、キーワードの注目時期や期間などを示すこともできる。また、月ごとの注目キーワード表示機能も用意されている。
 入力したキーワードに関する評判情報を抜き出して表示する機能もサポート。検索結果は評価に関するコメント部分を「ポジティブ」「ネガティブ」「どちらの場合もあり」といったカテゴリで色分け表示する。検索したキーワードに関する最新エントリのRSSフィードも用意されている。

早速試してみたが、未来検索Feedbackよりは、Technoratiに近い。
ただ、Indexされているサイト数が少なく鮮度が悪いのと、結果がイマイチ・・・かな?

通常の検索で、ソート順を「クエリとの類似度」、「新しいものから」、「古いものから」、「含んでいるリンク数」、「被リンク数」、「更新頻度」と6つから選べるのは良いかも知れない。
また、検索結果表示時に「トピックワード」で関連語句から検索出来るのは一般ユーザーにはウケそう。この「トピックワード」は恐らくテキストマイニングで類似語句(関連度の高いものからTop30)を抽出したもの。
「バースト度(人気度)」、「評判情報(ポジティブvsネガティブ)」も新たな試みで、今後が楽しみ。

個人的には大注目しているBLOG/NEWS/RSS Search。
実は、先日のSES(Search Engine Strategies)でDanny SullivanがModerateした締めのセッションが「Web Feeds, Blogs & Search」でした。
(SpeakerはBloglines社、Feedster社、Yahoo!のJeremy ZawodnyMy Yahoo! RSS Betaの開発者、など)

この分野、近い内にサーチ業界を揺るがす可能性大では?

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2004年08月17日

Search Engine Overdrive

参加してきました。
Search Engine Overdrive 第一回

MinorrepairのOhtaniさんより「後日レポート期待しています」とのコメントを頂いたので簡単にご報告します。

会場の雰囲気はこんな感じでした(伝わらないか?)。
Search Engine Overdrive

19:00開始でしたが、私が会場に到着したのは20:30頃。既に50人位はいたように思います。

参加者は(私が知っている限りです)大きく分けてメディア系、サーチ系、SEO・SEM系、広告代理店系、その他サイト運営者など、の方々で、このような企業(Yahoo!GoogleOvertureSearchTeriaEC JapanIOIXSEO SolutionsEXVOTOiREPAUN CONSULTINGアパマンショップGMO、など)の方々が来ていました。

トータルで150人前後来ていたのではないでしょうか?
たった数日前に二人Blogで告知されたのみ、しかも夏休み時期であることを考慮すると、よくもこれだけ集まったなぁ・・・というのが感想です。二人の影響力の大きさには本当に驚かされす。

やはり、渡辺さんは人気者で、当日体調が優れないにもかかわらず、周りには常に人だかりが出来ていました。(ホントお疲れ様です)
一方、Jeffはと言えばグラスの片付け、灰皿交換、と店のスタッフ?と思わせる程あちこちを動き回ってました。(そして、終わりがけには自らDJブースに入ってPlay。DJは彼の趣味とのこと)

方々でかなり会話が盛り上がっていたようですので、さぞかし秘密談義も沢山交わされたことでしょう。Marketing側(SEO、SEM会社)とMedia側(Portal、PPC)双方が入り乱れた結果、今月初旬のSES会場よりは、具体的で突っ込んだ話が多く交わされていたようにも思います。

このような、草の根的活動が今のサーチ業界には非常に重要に思います。
SEMPOのような硬い組織形態より、このような活動の方が業界全体をまさにDrive出来るのかもしれません。

Jeffが次回日本に戻ってくるのが10月頃とのことですので、第二回はその頃でしょうか?
第二回が早くも待ち遠しいです。

当日の模様については、iREP土屋さんのBlogも参照下さい。

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2004年08月15日

SEO、SEM関連のイベント

Search Engine Overdrive 第一回イベント (SEM リサーチより)

詳細は下記の通り。
私も友人を誘って参加する予定です。
ご興味のある方、是非!

ジェフ・ルート(ECジャパン株式会社)と渡辺隆広(アイオイクス株式会社)主催の検索エンジンに関するインフォーマルなイベントです。SEOやSEMなどに携わる方、検索エンジン業界で働いている方、新規顧客獲得のために検索エンジンを活用されている企業のマーケティングご担当者様など、興味のある方はどなたでも気軽にご参加ください。月に1回ぐらいの開催で内容は毎月かわります。検索エンジンに関する情報交換をしたり、面白いアイデアを出し合ったり、新しいつながりやビジネスなど何かが生まれればと思います。

日時: 8月17日、火、19:00-22:00
場所: Antenna Cafe / Bar 下北沢
住所: 世田谷区 北沢2-37-17 マナ下北沢
費用: 1,000円 (1 drink, some food)
DJ: Lisa from down the road (NZ)

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2004年08月03日

Google Dance 2004

google_dance2004_logo.jpg

行ってきました。「Google Dance 2004」。
19:00、Search Engine Strategiesの会場であるMcEnery Convention Centerから送迎バスに乗ってMountain ViewにあるGoogleの本社へ。

入場前に配られたのが、限定のTシャツ。 Google社HQの中はこんな感じ。
google_dance_t_shirt.jpg  Google社HQ 中庭

これが噂のGoogleカフェ。
普段はテーブルが並べられており、社員の食事代は何とタダです。
奥に置いてある楽器は本日特別に用意されたものではなく、普段金曜に行われる社員パーティーで用いられているもの。Sergey BrinやLarry Pageがこのパーティーに顔を出すこともあるとのこと。
そして、壁には過去のGoogleロゴが。
Google Cafe  Google Logo

端にはGoogleカラーのクッションが。(欲しい!!)
そして、Google Dance(その名の通り今夜はGoogle Cafeで踊り狂うのです)を仕切るDJ、実はこれもGoogler(Google社の社員)。
Google Cushion  Google DJ

そして、最後にこちらが会場で配られていた光るGoogle Beer Holder?(商品名が判りません)。
Google ビアホルダー
残念ながら、これはGoogle Storeでも購入できません。
お土産用にと10個ほど抱えて(奪って?)会場を去ろうとしたのですが、サスガに社員に怒られました(皆さん、ご期待に添えなくてすみません)。

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2004年07月02日

Web大衆化10周年 - 3

2)Communication

パソコン通信サービス「ニフティサーブ」が開始されたのは1987年。
個人間のデジタルコミュニケーションはWebが大衆化する以前から既に行われていた。
その後90年代前半にWWWの基盤が整うと時を同じくしてEudora(1998年にデビュー)といったソフトの存在もありEメールが普及していくことになる。

私個人がEメールの存在を知ったのは確か1993年。
高校の同窓会に来ていた日本IBMに勤める先輩から話を伺ったのが最初だったように思う。
当時、(恐らく)全社員にメールアドレスが与えられていた日本IBMでは、既に「社内ホームレス」という深刻な問題が生じていたというから驚きである。
「社内ホームレス」とは、その後の言葉で換言すれば「CC部長」に近い意味で、紙で書類が行き交いしていた時には捺印等で情報が広く行き渡っていたものの、Eメールの出現により情報伝達する価値の無い社員には情報が経由しなくなり、彼らは社内で居場所を失ってしまっていたというのである。
そう考えると、CC部長の方が情報伝達されるだけマシかも知れない。
当時、私は大学生だったが、パソコンというものが途轍もなく大きな社会変革力を持っている、ということに強い衝撃を受けたことを未だに記憶している。

前に書いたSearchでは、サービスは自体と共に変遷していったものの、サービスを実行するアプリケーションは常にブラウザであった。
しかし、Communicationではサービスの変遷と共に、実行するアプリケーション、はてまた機器(ハード)においても広がりを見せたところがSearchとは異なる点である。

PC上でのメーラーは今も健在であるが、Web技術の進歩によってブラウザでもEメールを扱えるようになり、あえて言及するまでも無く携帯電話でもメールは欠かせぬ機能となった。
サービスの移り変わりで見れば、メール、BBS、2chを代表する掲示板、IM(インスタント・メッセンジャー)、そして最近ではBLOG(コメントとTrackBack機能)、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、と続いてきており、Communicationを目的としたサービスの勢いは全く衰えを見せない。

以上のことからも、パーソナルユーザーにとってのWeb利用目的の二つ目は「Communication」と言えるであろう。

最近、ようやくBLOG、SNSブームも一段落した感じがする。
昨年は「BLOG、BLOG」と、今年に入ってからは「SNS、SNS」とこれら新たなコミュニケーション手段の誕生と影響力について方々でアラートを発してきたが、どうやらこれらコミュニケーション手段の受け入れ方は世代によって大きく二分されるようである。
感覚的には35~40歳位が境目になっているように思う。
当然ながら下の世代には何の違和感も無くすんなりと受け入れられ、上の世代では極めて否定的かもしくは理解されないケースが多い。
否定的になる理由はいくつか想定されるものの、大抵は「既存のコミュニティーに満足している」という点が大きいのではないか。
そのような観点からすると、「木村剛とブロガーのオフサイド取引」にミラクル・リナックスの吉岡さん、インフォテリアの平野さんが自らの意思でヒョッコリ参加されていたのは相当レアなケースだと思う。

これまでのインターネット、ベンチャー業界は特にR社出身の方々が中心となり形成されてきた。
「R社だけ」では決して無いのだが、インターネットが出版・広告といった機能を中心に広まってきた事。ベンチャー立ち上げには新規顧客開拓する営業力が必須であった事。加えて、新たなモノへの興味、執着心、実行力が起業家には必要であった事。これらにより、R社出身の方々が媒介役となり人と人との繋がりが出来ていったように思う。
私も社会に出てから数多くの方と出会ってきたが、気付けばR社出身の方々に行き着くケースが多かった。

思えば私がBLOG、SNSだと説いてまわった相手は、これまでインターネット、ベンチャー業界を創り、支えてきた方々であり、R社OBの方を媒介としたリアルでの人間関係が既に出来上がっている方々であった。
上場企業や一定規模以上の企業の役職者となれば、外からの間口を無闇に広げることはリスクになりかねないため、閉鎖的にならざるを得ない理由も十分考慮する必要がある。
しかし、私は間口を狭めることによって生じるリスクの方が現時点においては大きいと感じてならない。

BLOG、SNSが今後定着するか否かは別として、これら2つは社会に大きな影響をもたらすと感じている。
それは「階層社会の変革」である。
かつて、伊沢紘生氏はサル学においてボスザルの存在、及び順位制による階層社会を否定した(詳しくは、立花隆の「サル学の現在」あたりを参照)。
その彼が発見した野生サルの社会構造に、人間の社会構造が非常に似通ってきているように思う。
簡単に説明すると、それ以前は高崎山などでのサルの観察によって、サル社会は社会全体を覆うピラミッド階層(序列)で成り立っていると思われていた。
しかし、野生のサルの観察によって社会全体を覆うピラミッド構造などなく、その代わりに場面場面で適宜序列が形成されることが判ってきた。
具体的には、餌を取る時のリーダー、喧嘩する時のリーダー、と場面によりリーダーが移り変わる社会構造である。

ネット上でのCommunicationの進化は、これまで階層の中に埋もれていた各分野で能力ある人(価値が高い人)を見出し、その人を中心としたCommunityを自然発生させる潜在能力を秘めていると思う。
また、部分的ではあるものの具体的な事例も現れ始めている。
とりわけビジネス領域ではIT系の技術分野でこの傾向が顕著である(いわゆるGeekと呼ばれる人材)。

個人的には教育的な観点からして上記の変革は大歓迎であるが、果たしてどうなるのか?
いずれにせよ、パーソナルユーザーのCommunication欲求は留まることはないだろう。


過去のエントリー
Web大衆化10周年 - 1
Web大衆化10周年 - 2(Search)

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2004年06月14日

Google vs YST

Yahoo!JAPANがSearch EngineをGoogleからYSTに切り替えた後のアクセス数比率。
NetRatingsが発表しないので、私が勝手に報告します(笑

YST導入後のSearchエンジン動向
data:NetRatings homeパネル

Yahoo!JAPANは5/31からYSTに切り替えました。
その後1週間のアクセス推移を見ている限りでは、ユーザーはYSTに案外満足しているようで、Googleに大量流入!なんてことにはなっておりません。
恐らく、Yahoo!ユーザーにとっては、利用しているサーチエンジンがGooだろうが、Googleだろうが何でも良いのでしょう。
今後も引き続き検索エンジン利用動向をチェックしていきたいと思います。

NetRatings
気になるネットユーザー動向が一目で解るNetRatingsのネット視聴率データ、
皆さん是非「有料」で使って下さい!
[ads by ozaking]
(一応宣伝しておきます)


※データの区分方法は以下の通り(excite、infoseekはサイト全体の数値を利用)。
Yahoo:search.yahoo.co.jp
MSN:search.msn.co.jp、ie.search.msn.com、search.msn.com
Google:www.google.co.jp、toolbar.google.com、www.google.com
excite:www.excite.co.jp、dion.excite.co.jp
BIGLOBE:cgi.search.biglobe.ne.jp、search.biglobe.ne.jp
infoseek:www.infoseek.co.jp
goo:search.goo.ne.jp、ocnsearch.goo.ne.jp
nifty:search.nifty.com

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2004年05月13日

Web大衆化10周年 - 2

1)Search

いみじくもCNETで先日から「検索市場の変化と各社の戦略」と題した連載が開始された(今後、毎週月曜に更新される予定らしい)。
David FiloとJerry YangがYahoo!を設立したのが1995年。
Larry PageとSergey Brinが1998年に設立したGoogleが先月末IPO申請し世界中から絶大な注目を浴びているところを見ると、パーソナルユーザーにとってのWeb利用目的の一つは「Search(検索)」と見て間違いないであろう。

この10年間、私個人が主に利用してきた検索サイトを思い出してみると、「NTT DIRECTORY」、「千里眼」、「Goo」、「Infoseek」、「Google」とサービス形態、利用技術、検索対象、収益モデル、は時代と共に変遷してきているものの、「検索」という行為自体は常にWebを利用する主な目的であり続けており、現在でも全くその重要性は変わっていない。

ここで用いている「Search」とはユーザー視点での「探したい、調べたい、知りたい」という欲求の結果であるので、その対象はいわゆる検索エンジンに限ったものではない。
辞書、翻訳、地図、乗り換え、ニュースはもちろんのこと、商品の口コミという面からは「@cosme」、価格という面では「価格.com」、キャリア(仕事)という面では「リクナビ」、その他、ぐるなび、まぐまぐ、Yahoo!オークション、楽天、Amazon.com、等も含まれる。

Searchにこれだけのサイトが含まれるというのは理解し難いかも知れないので多少補足する。
数年前あれほど勝ち組として各所で紹介された紀伊国屋がイマイチで、一方逆にAmazonがイケテるかというと、それは品揃えの幅広さ、アフィリエイトによる集客力、ワンクリック特許によるUIの巧妙さ、以上に増してレコメンド(協調フィルタリング:collaborative filtering)による予想外の発見、それを裏付けるカスタマーレビューの信頼性があるからだと思う。
少なくとも、私にとっては好奇心を満たす(興味があるかもしれないが、自分だけでは到底知りえない事を教えてくれる)価値を最も提供してくれるのがAmazonである。
Yahoo!オークション、楽天、Amazon.com、はECと分類されるものの、共通して根底にあるのはSearch欲求を十分に満たしてくれるという点ではないか?

Googleはこのところ新サービスを続々と開始している。イメージ検索、News検索、Floogle、書籍検索、Orkut、Gmail、Bloggerの機能向上、ローカルサーチ、そして、極めつけはパーソナライズサーチ。
メディアからの情報を見ているとGoogleの牙城はもはや崩せないかの印象さえ受ける。
しかし、考えてみて欲しい。この10年、私自身も様々なサーチエンジンを利用してきたが、何れもその時代においては「最適」なサービスであり、十分その結果に満足していた。ただし、欲望を満たす新たなサービスが現れた途端、一気にシェアは入れ替わった。Google人気もたかがここ数年のものでしかない。つまり、新たに欲求を満たすサービスが今後現れれば、そのスイッチングは瞬時に行われる筈だ。

次世代はパーソナライズ検索という意見が散見される。AmazonのエンジニアがMSNに引き抜かれていることから考えても、近々このジャンルは熾烈な競争が巻き起こるであろう。
最近、多くのSEOエンジニアから話を伺ったところでは、パーソナライズ検索によってSEOの効果が低下するのは確実と予測しており、共通して今後の業界見通しは非常に悲観的である。

Searchという欲求は大きく2つに分類される。1つ目は、これまで既に知っている事(と、その周縁にある事)の深堀りという欲求。2つ目は全く知らない(関与もしていない)ことを新たに知りたいという欲求。
前者はパーソナライズ検索が進むことで精度は高くなると思われるが、後者に対しては全く影響力がない。今でも、新たなものはネットではなく、人づて、つり革広告、と予想だにしない場所から突如として現れる。

Searchという欲求は今後もWebにおいて重要な意味を持つだろう。しかし、それを十分に満たすサービスが既に世に全て提供されているとは到底考えにくいし、今後その欲望の対象となる物・事も日々変化していく。
そう考えると、Searchの世界はまだまだ発展途上であり、予想だにしないサービスが今後出てきる可能性が高く、ビジネスチャンスも数多い。

10年後のSearchはどの様に変化しているのだろう?
Search-購買、広告、という単純なモデルを超えるビジネスが市場を圧巻していることは間違いない。

過去のエントリー
Web大衆化10周年 - 1

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2004年05月12日

Web大衆化10周年 - 1

Webの歴史を紐解くと(ここが詳しい)、W3C(WWW Consortium)が設立され、Netscape Navigator1.0がリリースされたのが今からちょうど10年前。
大雑把に見れば、それ以前が大学/研究機関を中心とした学術的利用だったのに対し、この年を境としてWebがより一般大衆向け利用という新たなフェーズに突入したと言える。

Web利用が一般化し始めて10年という節目を迎えるにあたり、ユーザーがWebに求める利用価値、Webで成し遂げたい欲求について振り返ってみたい。


Morgan Stanley数年前から、インターネットを支えるキラーアプリケーションとして、1番目:メール、2番目:ブラウザ、3番目:SFO、の3つを挙げている。(最新レポートはこちら
3つ目のSFOは日本では滅多に用いられることのない用語であるが、"Search"、"Find"、"Obtain"を意味し、最近になって米国では結構使われてきている言葉である。
誤解の無いよう補足すると、Morgan Stanleyのインターネットチームは3)の「SFO(Search/Find/Obtain)こそが既存のオフライン広告市場を破壊し拡大させる可能性が高い」という意味において3番目のキラーと表現している。

彼らの分類ではこのSFOに「Google, eBay, Amazon.com, Yahoo!, Expedia, Microsoft, Overture」といった企業が入っており、ビジネス的観点からすれば収益性が高い(=勝ち組み)という点において納得感のある(都合の良い)区分であるものの、ユーザー視点でWebに求める利用価値を考えるには些か使いにくい区分である。

というのも、1、2は純粋なアプリケーションであるのに対して、3は寧ろサービスとして捕らえた方が良く、それぞれを並列で比較するのが難しいからだ。
また、SFOという区分は購買における「プロセス」そのものであり(マーケティング本に出てくるAIDMA法則に近いか?)、オフラインでの購買行動がオンライン上に移るハズ!いう意図が垣間見えてしまう。

投資家から見たProfitabilityと、ユーザーから見たConvenienceの違いと言えば理解しやすいかも知れない。
事業としてProfitableであることはビジネスを継続するための最低条件であるが、市場が成長し、新たなビジネスが創出され続けている現在、ユーザーにとって何がConvenientであるか?
ということの見極め・探求こそが重要であり、ユーザー視点を取り入れないとするとWebの持つポテンシャルを俯瞰するにおいて、新たな潮流を見落とす可能性が高いと思う。


この10年間、様々な企業・サービスが世に登場し、紆余曲折を経て大半は消え去って行ったが、ユーザーがWebに求めてきた利用価値、もしくはWebで成し遂げてきた欲求、を振り返ってみると、意外にもユーザーの求めているものは殆ど変わっていない。

この10年、絶えずユーザーがWebに求めてきたこと、それは次の3つでは無かろうか?
Search、Communication、Entertainment」。


あまりにも当たり前すぎる内容であるが、今後この3つ「Search、Communication、Entertainment」について数回に分けて振り返っていく。

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2004年04月26日

GreeNightとSNSの今後に関して

昨日は、午後から日比谷で仲間とテニス。
至福のビールを堪能した後、家に一旦帰るために有楽町駅に向う。
と、地下鉄入り口が人だかりになっており騒々しい。
警備員は「ただいま進入禁止ですー!」と大声で叫んでる。
聞くと駅構内で発煙騒ぎ(おいおい遂に国内テロ勃発か?とマジにびびる)。
しょうがないので、Taxiで家に戻り、急いでシャワー、着替え、Taxi拾って月島-六本木。
GreeNight会場に着いたのは19:00ちょい過ぎ。(早めに行く予定だったのに・・・)

会場に入るとピーク時のクラブの雰囲気さながら。
つまり、人だらけ。
友人を探したくても、動くのも大変な状況。しかも暑い~!
CNETの山岸さんに挨拶すると、「申し訳ないです」なんて言いながらバタバタしている。
どうやら予想外の入りだった模様。金曜昼に偶然お会いした際、「今夜は良和(よっしーさん)と打合せ」と言っていたので、準備も相当大変だったのでは?>本当にお疲れ様でした。

事前にある程度の予測は出来たものの、思った以上に年齢層が若い。
イベントがスタートした頃、午前中に急遽お誘いしたデジタルフォレストの猪塚さんと合流。
ここからは殆ど身動き取れず・・・。(ビールがすべて汗に。。。)
企画が終了した後、何人かの知人・友人と挨拶、紹介された方々と名刺交換をして、若い空気から逃れるように退散。(サスガに歳を感じずにはいられなかった。。。)

ところで、本日ネットエイジ社のリリースにSNSの現状を簡潔にまとめた文章を発見。

ソーシャル・ネットワーキングはベーシックなサービスの枠組みであり、その上にアプリケーションとしての目的と目的を達成するための機能が付加されて初めて、サービスとして完結する
・・・
日本においても数多くのソーシャル・ネットワーキングのサービスが登場していますが、「友達の友達」が信頼の基本となるサイト内で、実際には会ったことがない人がいたり、「友達」の基準が一定ではなかったり、「友達」の人数を、カードを集めるゲームのように競った後にはいったい何が残るのか、という疑問の声が出始めています。

上記リリースでは、SNSを①ベーシックなサービスの枠組み、②目的と目的を達成するための付加機能、③ユーザーの参加目的(=メリット)、の3つのパートに区分している。

続きを読む...
Posted by Ozaking at 17:03 | コメント (35) | トラックバック

2004年04月06日

Search Engine Expoが寒い

以前から期待していた、Search Engine Strategies Conference & Expoの日本初開催。

肝心の内容はというと・・・
かなり寒い。
しかも、開催までもう2週間を切っているのに、いまだ基調講演内容も決まっていない有様。

Searchの世界はこのところ凄まじい勢いで動いている。
買収、合併、閉鎖に加え、News検索やパーソナライズ検索技術の実装、SNSやMailサービスへの新規参入、さらには価格比較検索などではカテゴリーキラーも現れてきている。
にもかかわらず、今回の内容といえば・・・。

これでは単なるSEMカンファレンスとしか言いようが無い。
さらに言えば、出展者、講演者に大きな偏りがある。
Google、Overture、一部のSEO/SEM屋さんしか参加していない。
スポンサーが集まらないという問題があるにせよ、これの内容では第2回開催はまず望めまい。

個人的には知り合いの方が多く同窓会のようで懐かしい限りだが、公に開催するのであれば、もっと様々な人を集めた方が面白いように思う。
何も、米国在住のエンジニアを総動員しろと無理を言っているわけではない。
(MSやYahoo Searchの担当者には話を伺ってみたいが、ここは我慢・・・)
身近にまだまだ声を掛けるべき人や会社がある。

例えば、
国内で独自の動きを見せているNaver。BBSサーチを始めてから利用者数はかなり増加したし、最近では知識プラスといった新しいサービスを開始している。今後の展開はどうなるのか?
NTT Resonant のGooラボの状況(3D検索など)はどうなっているのか?
Namazu開発者の高林さんならSearch技術の最前線について語ってくれるだろう。
忘れちゃいけないのが、植田君がやっている求人情報検索エンジンJobEngine。今後このジャンルでのカテゴリーキラーになる可能性が高い会社だ。
人力検索のはてな。「人力」をやっている会社は世界にいくつぐらいあるのだろう?また、ダイアリーとの連携している点では、かなり先を行っている筈。
結果の視覚化ではデータセクション橋本さんも十分候補に挙がるだろう。
そういえば、ログ解析関連の会社も見当たらないなぁ。
ビジネス的、社会的観点から包括的にSearch業界を語る人も是非欲しい。
(国内Google独占状態をどう見るか?さらに今後どうあるべきか?)

せめて、Yahooの井上さん、楽天の三木谷さんか森さん、Exciteの山村さんか井上さん、あたりの方が出て来て本音を語ってもらわないと一般的にも盛り上がらないのでは?

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2004年02月10日

Web画面共有、無料サービス

internet.com:みんなでインターネットする「webvehicle」

早速、試してみました。
結果として、現時点ではまるで使い物になりません。
今後の改良を見て判断した方が良さそう。

・とにかく、エラーが多発します。
・クッキーを使用するサイトは共有出来ません。
・フレームを用いたサイトもNGです。
・画面共有ではなく、アドレス共有です。(スクロールしても反映しません)

Posted by Ozaking at 13:41 | コメント (0) | トラックバック

2004年01月14日

「ベイズ理論」の可能性

internet.com:ニフティ、迷惑メール対策にベイズ理論を採用

@nifty が1月14日より、迷惑メールの対策に「ベイズ理論」を応用した「学習型フィルター」機能の提供を開始した。

ベイズ理論とは、過去に起きた事象の発生頻度(確率)から未来の出来事の発生頻度(確率)を予測するという理論。これにより学習型フィルターでは、迷惑メールを振り分ける際にメールの特徴を覚え、以後に送られてくる同様の迷惑メールを自動的に迷惑メールと判断、迷惑メールフォルダに自動的に振り分ける。

「ベイズ理論」は18世紀に数学者トーマス・ベイズが提唱した古い確率理論であるが、今日のコンピュータ界において極めて重要な位置付けにある。

続きを読む...

2003年12月17日

インターネット、一極集中によるリスク

今月19日にマザーズ上場予定だった株式会社ディップが、上場日を僅か4日後に控えた12/15に上場日延期を決定した。
理由は、世間では何故か話題性に乏しい「Yahooがリクルートとネット求人事業を共同展開する」ことを、投資家に周知徹底するため。とのこと。
目論見書にもYahoo!の影響については既に触れているので「?」と思わざるを得ない。
エン・ジャパンの先行事例(転職サイト運営では後発にも関わらず、高いシェアと収益を誇る)もあったので、さぞかし投資家からの期待は大きかったことだろう。

さて、ディップのサイトにあるリリースによれば、Yahoo!経由の応募者比率は23%である。
Yahoo!との契約内容が判らないので、売上など財務面に与える影響は明らかでないものの、この段階で延期というところを見るとダメージが相当大きいのは間違いない。
昔の会社の先輩がやっているOPPOは大丈夫だろうか?と余計な心配までしてしまう。

話は変わるが、今月2日にYahoo!、goo、infoseekの検索サービスが立て続けに利用出来なくなった(参考記事)。
直後は、各方面でGoogle関連のトラブルか?と思われていたものの、Google本体、及び他のGoogle連携サイト(Excite、BIGLOBE、Nifty、等)は問題なく動いていたので、本当の原因が気になっていた。

後程、Excite井上さんのBLOGを見て納得した。

  • Yahooが何らかの原因で検索できなくなった
  • Yahooの代わりとしてユーザーがGooやInfoseekに流れ込んだ
  • 想定外のトラフィックが来たため、Goo, Infoseek共にトラフィックに耐え切れずに落ちた
  • ユーザーはその他のサイト(Google本体、エキサイトなど)にも行ったが、それらのサイトは思ったほどトラフィックの増加にはつながらなかったので、全く問題なく運用が出来た

上記で井上さんも指摘している「大手ポータルサイト依存のインターネットの脆弱性」、この内容はとても重要に思う。
下のグラフを見て欲しい。
これは、日本におけるドメイン別PV数のパレート分布である。
(便宜上、PV数が多い上位1000ドメインを対象にしている)

ドメイン別PV数 パレート分布

グラフにある吹き出しを見ればわかると思うが、80%のPV数を上位13.1%のドメインで占有している。
パレートの法則では80:20、つまり80%のPV数を20%のドメインが占有、ということなので、PV数においては上位ドメインに分布が偏っていることが読み取れる。

しかし、もう一度グラフを良く見て欲しい。
35%あたりから赤い曲線がスタートしている。
そうです、これがYahoo!のPV比率である。

Top1000ドメインの中での占有率が、Yahoo!だけで36.2%に達している。
(手元にあるTop1660ドメインの中だと占有率は35.4%)
この36.2%という数字は(検索も同比率とは限らないが)、先日起きた「複数検索サイトでの連鎖サービスダウン」、井上さんの指摘する「大手ポータルサイト依存」を説明するに十分な数字だと思う。
つまり、今ネット業界で起きている問題とは「大手ポータルサイト依存」ではなく、もはや「Yahoo!依存」と表現した方が適切であろう。
話を戻すと、先の「Yahooがリクルートとネット求人事業を共同展開」、その結果「ディップ上場延期」というのは、この「Yahoo!依存」現象の悪い側面を如実に表していると思う。
ネット初期にはインターネットは蜘蛛の巣(実に懐かしい表現です)構造になっているため、分散、平等、などと様々なメリットが方々で語られていた。
しかし、世帯普及率も50%を越え、ようやく一般化してきた現在、インターネットの構造は極度の一極集中となってしまっており、多大なるリスクを背負い込むこととなっている。
サイトのみならず、回線も同様のことが言えるだろう。
大手キャリアが保有している回線(NTT、KDDI、等)に障害が発生すると、インターネットは機能しなくなる。
蜘蛛の巣状になっており回避ルートがあるのは事実だが、大手が背負っているトラフィック(キャリア系の人はトラヒックとも言う)を担うだけに見合ったキャパシティーは到底ない。

このままでは本当に危険です!!!

例えば、「情報」。これまでは横並びと言われながらも複数メディアが常に対立してきた。
ラジオ、新聞、TVしかりである。
かつて日本の検索エンジンのシェアを調べたことがあるが、その時(本年1月時点)にはgoo、infoseekがまだGoogle陣営に入ってなかったが、それでも78%のユーザーがGoogleを利用していた。
(ただし、50%のユーザーは2つ以上のエンジンを利用していた)
しかしGoogle系以外に選択余地の無い現在、「情報」検索はGoogleの判断がすべてを握ってしまっている。
Googleを乗っ取ってしまえば、テロ等いとも簡単に出来てしまう。
政治活動するにも最適であろう。


最後に、折角の機会なので、先程のドメイン別PV数のパレート分布グラフからYahoo!を抜いたもの(青い線)をご覧頂こう。

ドメイン別PV数 パレート分布

私には、こちらの分布の方が自然に見える。(少なくともパレートの法則には近付いている)

この問題、皆さんはどう感じますか?

2003年12月01日

IT市場予測に対する怒り

NRI:~2008年までのIT主要分野の市場規模とトレンドを展望(2)~

詳しくは上記を参照していただくとして、
この「IT市場ナビゲーター」、仕事柄よく拝見するけれど、まぁ予測が曖昧だこと曖昧だこと。
推計した際の根拠を教えて欲しいものだ。

IDCのデータもそうだけど、殆ど年率成長率を求めて単純に右肩上がりになっている。

顧客へのコンサルティングで使うには「今後この市場は成長が見込めますから」、なんて言えるから都合がいいんだろうけど、実際これら業界でビジネスを行うプレーヤー関係者からすると本当にいい迷惑。

で、これを見た経営者が「この事業はいける」なんて勘違いするものだから、我々は如何にこれら推計が誤っているかを立証するという、おかしな作業に追われることになる。

例えば、2008年のインターネット広告市場規模2,093億円。この数字の根拠は一体?

電通が出してる「日本の広告費」(ま、これも結構怪しい数字ではある)。これでは2002年度845億円。今年度は1000億円突破は確実と言われている。
広告市場の前提条件として、世界的に見てGDPと広告市場規模は相関関係(驚く無かれ、61カ国対象で相関係数0.98)があり、広告市場全体が拡大するには、経済成長が必須である。
現在、広告市場は約6兆円なので、日本のネット広告市場比率は約1.4%。米国が現在2.5%程度で、2000年のネットバブル期で3%。

上記NRIの2,093億は広告市場比率は3.6%となる。
とした場合、BB化、VOD普及、など市場に影響を与える要因はいくつかあるものの、どの因子の影響で3.6%まで上昇するのかを説明して欲しい。
また、約6兆円という広告市場全体のパイは制約条件(=拡大にはGDP成長が必須)となっている訳だから、他の広告市場のどこからシェアを奪い取るのか?を説明して欲しい。

しかも、上記市場は科学的な根拠=成果を求める傾向にあるので、ネット化が進むと同時にROIを考慮し全体のパイは更に縮小する可能性もあるはずである。
事実、TV業界は映画:踊る大走査線を成功させたフジテレビを除き減収減益だったような。
その一因として「TV広告費の正当性を立証(もしくは事前予測)することが出来ないため」とどこかの証券アナリストも書いていたように思う。

先日の選挙でのマニフェストが今後そうなるように、以前推定した「IT市場ナビゲーター」の数値の差異分析も公表してもらえないものか?

Posted by Ozaking at 15:25 | コメント (36) | トラックバック

2003年11月26日

ベイズの定理と検索技術

以前はSEO事業を立ち上げたりしてたので検索エンジンとの関わりが強かったものの、
最近ではもっぱら部外者。検索業界は動きが早いので外から見てると本当に面白い。
たまに渡辺君のBLOGをフムフムと頷きながら見て、逆に「何で学生に戻ったの?」とコメントしたくなる。

ま、そんなことはさておき、ベイズの定理である。
学生の時、経済学部だったお陰で統計学が必須科目(って先の卒業論文=釣り糸との整合性なし?)
になってて、一応は基本的な内容は教わった、いや、講義に出てないから、正確にはテストに出てた。
で、ベイジアンなんて言葉を暑苦しい階段教室で耳にした事があるように記憶しているものの、当時は何とも思わなかったのです。
ところが、ここにきて何やらスゴイことに気付きました。
Googleに代表される検索エンジン、時期Windows(Longhorn)のWinFS(Stuff I've Seen)、はてまた数年前に熱中した協調フィルタリング(Amazonなどで実装されているレコメンデーション)技術、などベイズの定理を元にしたIT技術が今まさに旬なのです。

で、何がスゴイかって、帰納法を用いて演繹するところです。
言い換えると、過去に起きた現象(とその確率)を用いて、今後起きる不確実な現象を推論する。
ケースが増える分だけ推論の精度が高まっていく。
つまり、データ収集に余念が無い多くの企業の行動を正当化することが出来るのです。

そういえば、最近Amazonの元技術者がMicrosoftに移りMSN Newsbotを作っているそうです。
これ、まさにNewsを個人向けにパーソナライズしてくれます。
しかし、気になることが一つだけあります。
数年前、協調フィルタリング技術を用いたWebサイトがいくつかありました。
アスクル、ツタヤOnLine、ナチュラム、裏でこっそりデータ採取していたSony Styleもその一つでしょう。
しかし、どこも集めたデータを上手く利用できないばかりか、レコメンデーションそのものを使わなくなりました。
理由は「ROI=コスト」にもありますが、実際は「規模」にあったように思います。
これら技術は集合の規模が大きくなるほど精度が高くなりますが、そもそもレコメンデーション技術は大規模集合よりも、小規模集合の多大な集まりである時に最も効果を発揮します。
ここに矛盾が生じているのです。
規模大=レコメンデーション効果大=レコメンデーション必要性低
規模小=レコメンデーション効果?=レコメンデーション必要性高

つまり、IT技術が進歩(ソフトとハード双方)するにつれ、データ量が増加しベイズの定理が活躍しそうに思えた。
しかし、大規模で精度が高まるベイズ理論は小規模集合にこそ求められた。そして、これまでは十分な結果を残せなかった。
果たして、WinFSやMSN Newsbotの試みは上手くいくのであろうか?

個人的には大いに興味もあるし、是非成功して欲しい。
非科学事象の科学化(造語)こそ科学の醍醐味だから。
その点からすると、社会科学にぞくする経済学は科学と呼ぶには忍びない気がするのは私だけだろうか?

Posted by Ozaking at 15:04 | コメント (2) | トラックバック

2003年11月17日

検索テキスト広告遮断ツール

遂に出てきました。
テキスト広告遮断ツール

ポップアップ広告遮断ソフトAdSubtractのメーカー米InterMuteが来月自社の技術をアップグレードして、オンラインに普及しているスポンサー付き検索結果を封じ込めるツールを提供する。このツール「Search Sanity」を使うと、Web検索を実施した際にテキストベースの広告を表示させなくすることが可能。これによって、広告ではない検索結果が前面に出てくる。

これによって、Overture、Googleが築き上げたビジネスモデルが撃沈する可能性がある。
Popup広告はGoogleツールバーが撃沈したので、なんとも皮肉である。
ただし、無料ツールであることが前提なので、それを待つとしよう。

しかし、テキスト広告を否定するとなると、ネットのビジネス成長率が鈍化するかも知れないなぁ・・・。

Posted by Ozaking at 17:08 | コメント (13) | トラックバック

2003年10月29日

オンラインゲームとインテル

インテルがこんなプレスリリースを。

インテル コーポレーションと株式会社スクウェア・エニックスは、PC 及び携帯端末での優れたゲーム体験の実現を目指し、協力することで合意しました。今回の協力関係は、ゲームユーザーをはじめとするエンドユーザーに対して、長期にわたる有益な成果を実現することを目的としています。
続きを読む...
Posted by Ozaking at 16:22 | コメント (0) | トラックバック

2003年10月14日

Search Engine Strategies Expo 日本で開催

Search Engine Strategies Conference & Expo

遂に日本で開催!
ダニー・サリヴァンも来るのかね?
個人的には興味があるが、どのくらい盛り上がるのかね?

Posted by Ozaking at 14:55 | コメント (0) | トラックバック

2003年10月03日

LookSmart、キーワード広告サービスを開始

src:internet.com

だが、ちと遅くないかい。
各社儲かっているとはいえ、なんで今ごろ?

Posted by Ozaking at 00:38 | コメント (0) | トラックバック

2003年10月02日

遂にgooもGoogleに!

src:Internet Watch

期待させる内容ではあるものの、この前契約したばかりのFastはどうするんだろ?
検索業界は、明日何が起きるか本当によく分からないです。

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2003年10月01日

検索エンジンはパーソナライズへ

src:ITmedia

いや、気付いてなかった。危ない危ない・・・
スタンフォード大学のGoogle研究レポート
これら研究者は2003年6月にKaltixという会社を作っていたのだが、最近この記事にもあるように、Googleに買収されてしまった。
それはそうと、記事にもあるように、「人々の総意」に基づく検索結果のソート、これが現在の検索エンジンである。
Page Rankだの、何だの言ったところで、現状では大衆(マス)が最も好ましいと思う結果しか検索エンジンは導き出していない。
無論だからこそSEOだのといったビジネスが成立するわけであるが・・・。
ワシが業界を去る気になったのは、まさにこの点に気付いたからに他ならない。
検索エンジン開発を推し進めていくと、最終的にはパーソナライズに行き着かざるを得ない。万人受けする結果よりは個人受けするほうが利用者にとって都合がいいからだ。
もちろん、パーソナライズ版とマス版を選択出来ても良いだろう。
その次はって?
個人的に大好きなNet Perceptions(この手のモノにハマルキッカケを作った)のようなレコメンデーション機能、いやお奨めというとPush要素が強いので、似た者が好む(例えばクリックした等)結果を表示する、と書いた方が適切だろう、に落ち着くのでは?
いや、そうあって欲しいし、そうして行きたいとも思う。

Posted by Ozaking at 00:25 | コメント (0) | トラックバック