2005年09月06日

NANA

年甲斐も無く、先日NANAを観てきた。

こちらの原作NANA、どうもスゴイことになってるようです。
コミックが累計2700万部(13巻)出ているので、単純に割り算しても一巻あたり200万部売れている・・・。
しかも、これがマンガ喫茶や友人間の貸し借りで回読されてるということは、実際の読者はその数倍!

映画の主題歌NANA starring MIKA NAKASHIMA「GLAMOROUS SKY」もオリコン見たら初登場1位になってるし!
(なお、2位のREIRA starring YUNA ITOの「ENDLESS STORY」は劇中歌!)

2005年9月6日 オリコンチャート
 
 
客層はというと・・・
若い!
女性が多い!
(六本木東宝シネマのラストの時間に観に行ってです!)

劇中は、涙をすする音がアチラ・コチラから聞こえてくる・・・。
マンガでは結構ドロドロした内容になってるようですが、映画ではかなりカットされているようです。
人によれば、エンディングの後の展開が更に面白いとの意見も。
ま、まだマンガも連載中で内容的には中途半端な終わり方をしているので、続編があるのでしょう。
ともあれ、人間の持つ「強さ」と「弱さ」がよーく伝わって来るものでした。
(2時間以上あったけど眠りに落ちることはありませんでした)
 
 
しかし、ハチが振られるシーンのあの台詞、あれは素晴らしい!
(実際に耳にしたくないが・・・)

Posted by Ozaking at 23:21 | コメント (2) | トラックバック

2005年09月04日

いいものを見た

ツインリンクもてぎでSuperGTを見てきた。

7月のSUGOはマシン炎上などトラブルの連続であったが、今回は難なくレース終了。
この週末、最も素晴らしかったのがこのシーン。

星野親子の涙の抱擁

星野一樹と星野一義

思えば、私はこれまで親と泣き合ったことなど一度も無い。
少し羨ましかった・・・。

Posted by Ozaking at 23:40 | コメント (55) | トラックバック

2005年09月01日

MS、Teleo買収の狙いとは?

マイクロソフト、インターネット電話のテレオを買収へ(CNET Japan)

このNews、各所でSkype、Google TalkあたりのIMサービスと比較されて書かれている。

ふーん、と思ってスルーしようかと思ったが、Teleo(テレオ)って何をやっている会社かよく知らなかったので、念のためサイトに目を通してみた。
http://teleo.msn.com/

その中に、どうも気になる記述が・・・

the Teleo service also facilitated “click to call” dialling of any telephone number that appears on screen – such as within a Web site, search results or e-mail

どうやら、単にIMにVoIP機能を追加するだけでは無いようです。
「テレオのサービスにより検索結果やEメールに表示される電話番号に“click to call”ダイアルすることも可能」
???
これってPay-Per-Callってやつでは・・・

となると競合はSkype、Google TalkといったIMサービスではなく、Ingenioとなるはず!
 
 
今朝の日経産業新聞一面に日本でコムスクエア社が【ペイパーコール(PayPerCall)】の本格提供を開始という記事があったが、この分野は非常に魅力的な分野である。
よく言われるようにローカル検索との親和性が非常に高く、さらにはWeb、モバイルに限らず紙媒体にも対応可能であるため、広告主に受け入れられれば相当の市場規模になると予想される。

「IMから固定電話に電話する」という行為自体は、相手が友人であったりするとIMの存在意義を疑うことになるが、通話相手が広告主となれば話は別である。

Web-to-Web型の成果報酬型広告市場はAdSense、Overture、ショッピング比較サイト、アフィリエイト広告会社、と既に役者が揃っているが、Web-to-Real型の覇者は未だ・・・。
今回の買収はMSとしては復活のための二度とないチャンスを生み出すかも知れない。
 
 
MS社がPayPerCall広告市場で大成功するためのKFS(Key Factors for Success)は、露出する巨大メディアを構築することでも、優良な広告主を集めることでも、ないと思う。
1)MSNユーザ、IEユーザのPCにTeleoのソフトをインストールさせること
 →これは簡単であるハズ
2)PCユーザが利用時に通話用ヘッドセットを常備するよう習慣づけすること
3)そして最も重要な点が、いつもの如く自社囲い込み戦略に走らず、インフラとして広く世間に本サービスを提供すること
 MSN関連サービスのみでしか使えないとすると、またどこかの会社にその市場を奪われかねない
 
 
しかし、Ingenioと提携ではなく買収するところが、いかにもMSらしいです。
ということは上記3)のKFSは・・・やはり無理かな?

Posted by Ozaking at 17:24 | コメント (57) | トラックバック