2004年05月31日
ECにハマってみた
ここ10日間ほどの間に何を血迷ったのか焼酎を15本程ネットで注文した。
普段は、安く、入手が容易、かつ旨い、これが焼酎選びのモットーだが、今回は一部プレミアモノも注文してみた。
四ッ谷酒造 兼八
あえて言うまでも無く、麦では最強の一品。
麦の香り、どこまでも深みのある味、ホントたまりませんなぁ。

西酒造 宝山芋麹全量
このコクは癖になります。ロックでグビグビ行くの最高。
今回は2003年モノを2本ゲットなり。

万膳酒造 萬膳
上品で柔らかく優しい甘味がいいですなぁ。。。
これもロックでガンガン飲みます。

村尾酒造 薩摩茶屋
村尾より好きなんです、この無骨さが。

でも、今回、大量に仕入れたのは実はこれ。
長島研醸 島娘

あ~、これだけは内緒にしておきかったなぁ・・・。買占め厳禁!!
近所のコンビニでも手に入る島美人を出す長島研醸の製品。
ただし、この銘柄は東京の飲み屋でも滅多に見かけない。
なぜなら・・・
「鹿児島県出水郡長島町」限定出荷だから。
さらに、島美人の姉妹品となればプレミアとは全く縁がない。
ラベルのセンスもかなり・・・。
飲みたい人はウチまでお越し下さい(笑
美味しいですよ。
で、焼酎談義はここまでとして、実は一本まだ手元に届いていないものがある。
それは「櫻井」。
かれこれ、このエントリーを書き始めて1時間半ほど経過している。
というのも、当初は「間違って出荷するECの現状ってどうよ?」って文句を書くつもりでいた。
つまり、注文した櫻井とは違う銘柄が届いたのだ。
宅配受け取りのために19時前に会社抜け出したというのに全くもって「ケシカラン!」と書いている最中、夜中の12時を越えているのに九州にある酒屋からお詫びメールが。
途中そのやり取りのためエントリーを中断してこんなに時間が経過してしまったのだ。
何て素晴らしい顧客対応!リスペクトです。
もちろん、また注文します。サービス業のお手本です。
となると、苦情の矛先は・・・。
HMV。
忘れかけていたが、5月の連休前にHMVでCDを何枚か取り寄せ注文し、その時は確かに「メーカーに在庫が無いこともあります。その際にはメールにてその旨お知らせします」、と書いてあった。
で数日前、「在庫なし」との通知が・・・。
ちょっと連絡遅くないかい?
ま、無いものはどうにもならないので込み上げてくる怒りをおさえ、在庫があるものだけを先に送ってもらうことに。
配送状況チェックすると5/30には既に城西店にあった。
ちなみに、城西店の場所は東京都江東区有明、そう、ウチの隣の島、距離にして2km弱。
何があっても、確実に本日5/31届くものと思っていた。
先にも書いた通り、本日は急いで会社から家に戻ったが、
届いて無い・・・、不在連絡票も無い・・・。
なお、HMVのE-COMMERCEセンターの住所は東京都江東区南砂。
ここもウチから数kmなんだけどなぁ・・・。
Amazonみたいにメール便でポストに放り込むのもどうかと思うが、この対応の遅さは一体何だ!
連絡は来ない、宅配も来ない。HMV、本当に大丈夫かね???
ま、「ろいあるかすたまー」でない私など相手にしていないって事なのか。
Posted by Ozaking at
23:47
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2004年05月30日
伝える事の難しさ
先日「無敵会議 第5回 おしゃれ会議」に参加。
(詳細はここらへんを参照)
久々に、「情報(information)とデータ(data)の違いとは?」という点について考え直してみる。
以前、同様の疑問を抱いた際に非常に参考になったのがこの本。
「情報デザイン入門」

今でも十分読み応えがある名著だ。
(特に第一章)
国語辞典(『岩波国語辞典』第五版)によれば、情報とは、
(1)ある物事の事情についての知らせ。
(2)それを通して何らかの知識が得られるようなもの、informationの訳語。
とある。明治以来おもに用いられていたのは(1)の意味でだっただろうが、現在では(2)で指し示す範囲がどんどん広がっている。
つまり、情報とは知識を与えてくれるものであって、そうでないものは情報とは呼べない。
このあたりが情報とデータの違いを知る上でのスタート地点となる。
ある地点のある時点における天候や気温、気圧、風力といったデータは、それ自体では情報ではない。それらはあくまでもデータのままだ。こうした膨大なデータがシステマティックにかき集められ、その集積をもとに専門家による科学的な分析がなされ、そしてその結果が誰にでも理解しやすい情報として「かたち」に表されないかぎり、私たちには今日や明日の天気がどうなるかを知ることはできない。つまり、情報デザインとは、何よりも私たちの身のまわりにある膨大なデータを、価値のある、そしてわかりやすい情報へと変換してくるための作業にほかならないのである。
ここで核心が語られている。
データはそれ自体では情報ではなく、誰にでも理解しやすい「かたち」に表されてはじめて「価値のある情報」となる。
また、このデータを価値のある情報へと変換する作業を情報デザインと呼ぶ。
そして、この情報デザイン(情報に「まとまり」をつける整理=組織化)の方法として次の5つを挙げている。
(1)カテゴリー
(2)時間
(3)位置
(4)アルファベット(あるいは五十音)順
(5)連続量
さて、何故こんなことを長々と書いたかというと、私は上記5つの方法を用いてデータを情報に変換する作業を行い、新たに生みだした知識・価値を他人に「伝える」べく日々行動しているが、アウトプットを見ながら「これは本当に情報なのか?情報モドキではないのか?」と自問自答する機会が多いからである。
また、それと同時に他人の行った情報デザインのアウトプットが「情報モドキ」にしか感じない(つまりは、何も伝わってこない)事が多いからでもある。
この「情報」と「情報モドキ」の差とはつまるところ、相手に「伝わる」か否かである。
5つの方法で「かたち」にすることは非常に簡単であるが、変換したからといってそのまま価値をもつわけではない。価値をもつかどうかは変換されたデータが相手に伝わるかどうかであり、そもそも伝わらないものは相手に知識を与えない。
以前、広告・デザイン業界の方からプレゼン資料作成に関してご教授頂いた際に最も強く言われたことが次の点だった。
「成果物の評価は100点か0点の2つしかなく、こちらの意図することが正確に伝わらなかった場合はすべて0点。パーフェクトでないものには意味が無くどれも同じ」。
今でも頭の痛くなる内容であるが、デザインというものの真実がここに現れていると思う。
Posted by Ozaking at
23:50
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2004年05月29日
電車男とネットの潜在力
先程、5/25のやじうまWatchで紹介されていた電車男の伝説を読み終えた。
実に素晴らしい、感動!
有意義な週末とはこういうことなのか。
内容は読んで頂くとして、その辺の小説や映画より全然面白い。
当初の姿からは到底想像がつかないレベルにまで言動が変わっていく様は圧巻。
そして、何より目新しく感じるのは前半部分。
人生で一度も経験した事のない状況に戸惑いを隠せないウブな電車男に対して、住人から愛情のこもった援護射撃の数々が発せられる。
しかも、そのやり取りは全てリアルタイム。
このストーリーは2ch住民のリアルタイムサポート無くしては、まずあり得ない。
また本人が意図していたかどうかは別として、事の成り行きは詳細にログとして記録されており、そのログが気付けばいつの間にか立派な読み物という価値あるコンテンツに生まれ変わっている。
ネットのもつ潜在力を改めてマジマジと実感したのでありました。
Posted by Ozaking at
11:39
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2004年05月27日
Ozakingの由来
どーでもいい事だが、酔った勢いでエントリー。
このBLOGのタイトルは「Ozakism」、そしてドメイン名は「Ozaking.jp」。
ネット関連では統一して「Ozaking」で通している。
(SNSなどで迷った場合はとりあえずOzakingで検索してください)
「Ozaking」という名前?(ニックネームでは無いしペンネームでも無いなぁ・・・)を使い始めたのは初めてEメールのアカウントを取得した際。
当然ながら本来は苗字である「Ozaki@...」を取りたかったのだが、熱烈な尾崎豊ファン、全国に沢山いる尾崎さんのお陰で、既に見知らぬ誰かに押さえられていた。
そこで、他人とはダブらないアカウント名を、と色々と考えた末、考え付いたのが「Ozaking」。
使い初めてかれこれ8年位だろうか。
よく勘違いされるのが「Oza」+「King」。
私は王様では無いし、そんなものに全く興味は無い!
(裸の王様と言われれば近いものがあるかも知れないが・・・。)
どーでも良いことだが、正確には「Ozaki」+「ing」。
私は出身が三重県ということもあり、初詣には伊勢神宮に行く(ここ数年、正月にはご無沙汰だが)。
その際に買うお札は未だに決まって「学業御守」。
理由はいかにも単純で、人生=学業と思っているから。
歳を取り、身分が社会人となり、それなりに社会的地位を築こうとも、まだまだ人間としては未熟であり学ぶ事は必ず沢山あり、その志しを決して忘れることのないよう、これだけは守り続けている。
「Ozaking」が「King」ではなく「Ing」なのは、今の自分に決して満足することなく常に前進し続けたい、という気持ちの表明。
私は常に進化し続ける進行形の人間でありたいと思っている。
逆説的に言えば「King」となった瞬間に自己存在理由は無くなる、と考えている。
たまーに「キング」と私を呼ぶ方。
イヤミとしては十分伝わりますが、私は案外気が弱い方なので出来る限り避けるようお願いします。
なお、人に言われて一番嬉しい言葉は
「Ozaki、最近変わったね~」です。
Posted by Ozaking at
02:25
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2004年05月21日
究極の顧客満足度調査
先程、帰りの電車内でHarvard Business Review6月号を見ていたら、久々に「なるほど!」と感心させられる論文が。
ベイン・アンド・カンパニーのフレデリック F.ライクヘルド氏による「顧客ロイヤルティを測る究極の質問」(英語版はFrederick F. Reichheld:"The One Number You Need to Grow"、来月にはここでオンデマンド版が購入可能)。
近年マーケティングの世界では「顧客ロイヤルティ」という単語が氾濫しているものの、その内実は案外闇に包まれたままである。
日常生活を送っている中で、感覚的に「これがロイヤルティかな?」という曖昧な意識はあるものの、本質的なところではロイヤルティとは何かは理解出来おらず、「ロイヤルティとは詰まるところ何?」という疑問が常に付き纏っていた。
そんな疑問を一気に解消してくれたのが今回のArticleであった。
答えから先に書くと、「顧客が企業に対してロイヤルティを持っているかどうかは、たった一つの単純な質問によって計測することが出来る」という。
それは「この会社を友人や同僚に紹介したいと思いますか?」という問いかけである。
この論文によれば、この問いかけに対してYesと答える回答者の比率(10点評価で9か10点をつけた人数÷6点以下をつけた人数)と企業の利益成長率には相関関係があるという。
幅広い企業を対象にした場合においても同様の利益成長率との相関関係があるかどうかについては懐疑的な見方も出来るものの、何よりこの質問項目の単純さには正直驚いた。
というのも、近年デスクトップリサーチを代表とするITの利用拡大によって顧客調査は以前に増して複雑化しているからだ。
その最たるものは恐らく自由回答文の解析に用いられるテキストマイニングだろう。
ITハードの処理能力の向上、及びそれに伴う処理コストの低下、言語解析を含む統計処理技術の向上により、統計分析は数年前とは比較にならないレベルにまで高度化し、かつ誰でも容易に実施できる体制が既に整っている。
ただしである。顧客調査はどこまで有効活用されているのだろうか?
活用度合いは調査目的によって異なってくるのは明らかであるが、顧客満足度、あるいは顧客ロイヤルティに関する調査ではどうであろう?
恐らく、過去と現状を真摯に受け止め、次のステップ(プランニングとアクション)に結びつけることが出来ているのは10%に満たないのではないだろうか。
更に言えば、これらサイクルを常にループさせ続け「カイゼン」DNAを組織内文化として根付かせることに成功している比率となれば1%に満たないのではないか。
ビジネスの現場で顧客調査が十分に活用さていない理由の一つは間違いなく質問項目数が多すぎることにあると思う。
何故買ったのですか?、誰に聞きましたか?、次も買いますか?、満足してますか?、・・・。それぞれの質問項目の意図は解るが、その結果をどう評価し、今後どのように活かそうとしているかが全く窺えない。
データウェアハウス、OLAPなどの技術進歩により多次元分析は身近なものになったが、その結果を理解する人間の能力は殆ど進歩していない。現実問題として3次元でさえも理解出来ないケースが多いのだ。これは私がこれまで企業のマーケティング部、営業企画部、等に所属する方々と共に仕事をしてきて常々感じている事である。この複数次元が理解(把握)出来るかどうかにおいては、人間のタイプは完全に二分されるようである。学歴、理系・文系に関係なく解る人は数次元レベルであれば意図も簡単に重要なポイントにフォーカスすることが出来るし、解らない人はどれだけ説明しても解らない(こちらの意図が伝わらない)場合が多い。余談であるが以上のような経験から私が作る資料でクロス集計表が用いられることはまず無い。可能な限り平面上に棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフを用いて表現するようにしている。
話を戻すと、仮に質問項目数が多いことを理由に何のアウトプットも生み出せない状況があるとすれば、得られる情報量がどれだけ少なくなろうともアウトプット可能となるまで質問項目を単純化することは非常に好ましい。
顧客ロイヤルティをたった一つの単純な質問で計測するということは、そのシンプルさゆえ大抵の人が理解できる、という汎用性において非常に優れている。また同時に、外部調査会社でなくとも実施出来ることからコスト面でも優れているし、集計が容易であり即座に結果が判断できることからスピード面においても優れている。
以上のように顧客調査を十分に活用するという点を考慮すると、時代の流れと全く逆行していながらも、質問項目が単純であることのメリットは計り知れない。
「可能な限り質問項目数の絞込むこと」。これは顧客調査において今一度検討する価値がある重要なテーマだと思う。
最後に、この質問項目は企業-顧客という関係以外の場面においても十分活用出来そうである。
例えば、企業と社員の関係。
「アナタは以前勤めていた会社を友人や同僚に薦めますか?」である。
偶然、昨日ボストンコンサルティングに以前勤めていた方に「戦略コンサル会社行くならどこが良いですかね?」と聞いたら、その後の目的にもよるけど「俺はボストンを薦める」とあっさり答えた。
恐らく相当良い会社(組織と個人の関係が良い会社)なのだろう。
あるいは、男女関係。
「アナタは以前付き合っていた彼女(彼)を友人や同僚に薦めますか?」である。
サスガに薦めるとなると随分無理を感じるが、小泉今日子の歌詞ではないが「あなたに会えてよかった」と言わせられるかどうか?
他にもまだまだ活用できそうである。
Posted by Ozaking at
03:24
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2004年05月20日
BMW1シリーズ 価格発表
このクソ忙しい中、BMWはまたまた余計なことを・・・。
前から気になっていたBMW1シリーズの価格がBMWのUKサイトで発表に。

いいじゃない。
欲しいじゃない。
デザインも最近の中では最も私好みじゃない。
(7シリーズ、5シリーズ、Z4と比較。Xシリーズは案外好き。)
FR、50:50、ボタン式のエンジンスターター、喧嘩売ってる?
もしゴルフバック2つ入るなら文句なしじゃないの。
次はALFAって思ってたのに、一体どうしてくれるのさ?
冬まで待てって、X3はどうなってるのさ?
ま、エンジンが直4であったのが何よりの救いか・・・。
(欲望を少し抑えてみる)
まさか、ハイパワーのM1とか130iとかラインナップしないだろうね?
モデル | ベースモデル | SE | Sport |
116i | 1万5690ポンド(約316万円) | 1万7640ポンド(約356万円) | 1万7640ポンド(約356万円) |
120i | 1万8320ポンド(約369万円) | 2万270ポンド(約409万円) | 2万170ポンド(約407万円) |
118d | 1万7340ポンド(約350万円) | 1万9290ポンド(約389万円) | 1万9290ポンド(約389万円) |
120d | 1万8850ポンド(約380万円) | 2万800ポンド(約420万円) | 2万700ポンド(約418万円) |
カッコ内は1ポンド=201円で換算した場合。
ちなみに英国では税金の関係で,日本よりも車両価格は高め。
「3シリーズ」のエントリーモデル「318i」は日本で389万5000円(税込み)
からだが,英国では421万円からとなる。
「
日経AutoBizより(要登録)」
なお、この車の細かい説明はcarviewのBMW 1シリーズ 紹介記事を参照のこと。
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12:30
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2004年05月17日
バカ塾 ゴルフ合宿
一昨日から、清里にゴルフ合宿に。
メンバーは「厳選されたバカ」塾メンバー6人。
記念すべき第一回バカ塾オープンが開催されたのは清里丘の公園 清里ゴルフコース 。
事前の予報では当日の天候が心配されたものの、日頃のメンバーの行いが良かったのか晴天に恵まれました。
こちらは「風邪菌」に侵された先陣。
チーム対抗戦で両端がチームA、真ん中がチームB。

こちらは「バカ虫」が寄生する後陣。
左端がチームA、右二人がチームB。

一応、お決まりとして本日のカレー(色添えに枝豆をトッピング)。
ま、ゴルフ場の食事ではアタリハズレが少ないのがカレーの良いところですが、
これはアタリ。なかなか美味しかったです。

結果は、僅差によりチームBが勝利(私はもちろんチームB!)。
当日はセラヴィリゾート泉郷八ヶ岳高原の貸別荘に宿泊。
こちらは受付となる花ホテルのエントランス(写真で見ると欧州のホテルっぽいね)。

ホテルのロビーはこんな感じ。
左が土産屋兼コンビニエンスストア。
右と下の写真のように各所に可愛らしいオブジェが溢れていた。


夕食は貸別荘で自炊のため、まずはホテル横のスーパーに買出しに。

広々とした店内だが、場所が場所だけに陳列されている商品数は少ない。
それでも、6人でカゴ4つ一杯にするところが如何にもバカっぽい(3万円位か?)。

お腹も空いたので、別荘に着くとスグに夕食の支度。
もちろん、ゴルフに負けたチームAの面々が担当。

ゴルフで勝った我々チームBは祝杯!

こちらは、私が差し入れしたお酒。
Au Bon Climat(オ・ボン・クリマ)の2000年と富乃宝山。

この後の出来事はサスガに書けない。
寝たのは結局朝の5時位だったような・・・。
翌日は朝食をキャンセル(寝坊?)し昼前に出発。
雨模様の中、ちょっと寄り道して、蕎麦屋の「月舎(つきや)」へ。
隠れ家的シチュエーションを満喫しつつ「鴨汁せいろ」を頂く。
その後はもちろん車の中で熟睡。(塾長、運転ご苦労様でした)
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00:57
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2004年05月13日
Web大衆化10周年 - 2
1)Search
いみじくもCNETで先日から「検索市場の変化と各社の戦略」と題した連載が開始された(今後、毎週月曜に更新される予定らしい)。
David FiloとJerry YangがYahoo!を設立したのが1995年。
Larry PageとSergey Brinが1998年に設立したGoogleが先月末IPO申請し世界中から絶大な注目を浴びているところを見ると、パーソナルユーザーにとってのWeb利用目的の一つは「Search(検索)」と見て間違いないであろう。
この10年間、私個人が主に利用してきた検索サイトを思い出してみると、「NTT DIRECTORY」、「千里眼」、「Goo」、「Infoseek」、「Google」とサービス形態、利用技術、検索対象、収益モデル、は時代と共に変遷してきているものの、「検索」という行為自体は常にWebを利用する主な目的であり続けており、現在でも全くその重要性は変わっていない。
ここで用いている「Search」とはユーザー視点での「探したい、調べたい、知りたい」という欲求の結果であるので、その対象はいわゆる検索エンジンに限ったものではない。
辞書、翻訳、地図、乗り換え、ニュースはもちろんのこと、商品の口コミという面からは「@cosme」、価格という面では「価格.com」、キャリア(仕事)という面では「リクナビ」、その他、ぐるなび、まぐまぐ、Yahoo!オークション、楽天、Amazon.com、等も含まれる。
Searchにこれだけのサイトが含まれるというのは理解し難いかも知れないので多少補足する。
数年前あれほど勝ち組として各所で紹介された紀伊国屋がイマイチで、一方逆にAmazonがイケテるかというと、それは品揃えの幅広さ、アフィリエイトによる集客力、ワンクリック特許によるUIの巧妙さ、以上に増してレコメンド(協調フィルタリング:collaborative filtering)による予想外の発見、それを裏付けるカスタマーレビューの信頼性があるからだと思う。
少なくとも、私にとっては好奇心を満たす(興味があるかもしれないが、自分だけでは到底知りえない事を教えてくれる)価値を最も提供してくれるのがAmazonである。
Yahoo!オークション、楽天、Amazon.com、はECと分類されるものの、共通して根底にあるのはSearch欲求を十分に満たしてくれるという点ではないか?
Googleはこのところ新サービスを続々と開始している。イメージ検索、News検索、Floogle、書籍検索、Orkut、Gmail、Bloggerの機能向上、ローカルサーチ、そして、極めつけはパーソナライズサーチ。
メディアからの情報を見ているとGoogleの牙城はもはや崩せないかの印象さえ受ける。
しかし、考えてみて欲しい。この10年、私自身も様々なサーチエンジンを利用してきたが、何れもその時代においては「最適」なサービスであり、十分その結果に満足していた。ただし、欲望を満たす新たなサービスが現れた途端、一気にシェアは入れ替わった。Google人気もたかがここ数年のものでしかない。つまり、新たに欲求を満たすサービスが今後現れれば、そのスイッチングは瞬時に行われる筈だ。
次世代はパーソナライズ検索という意見が散見される。AmazonのエンジニアがMSNに引き抜かれていることから考えても、近々このジャンルは熾烈な競争が巻き起こるであろう。
最近、多くのSEOエンジニアから話を伺ったところでは、パーソナライズ検索によってSEOの効果が低下するのは確実と予測しており、共通して今後の業界見通しは非常に悲観的である。
Searchという欲求は大きく2つに分類される。1つ目は、これまで既に知っている事(と、その周縁にある事)の深堀りという欲求。2つ目は全く知らない(関与もしていない)ことを新たに知りたいという欲求。
前者はパーソナライズ検索が進むことで精度は高くなると思われるが、後者に対しては全く影響力がない。今でも、新たなものはネットではなく、人づて、つり革広告、と予想だにしない場所から突如として現れる。
Searchという欲求は今後もWebにおいて重要な意味を持つだろう。しかし、それを十分に満たすサービスが既に世に全て提供されているとは到底考えにくいし、今後その欲望の対象となる物・事も日々変化していく。
そう考えると、Searchの世界はまだまだ発展途上であり、予想だにしないサービスが今後出てきる可能性が高く、ビジネスチャンスも数多い。
10年後のSearchはどの様に変化しているのだろう?
Search-購買、広告、という単純なモデルを超えるビジネスが市場を圧巻していることは間違いない。
過去のエントリー
「Web大衆化10周年 - 1」
Posted by Ozaking at
23:18
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2004年05月12日
Web大衆化10周年 - 1
Webの歴史を紐解くと(ここが詳しい)、W3C(WWW Consortium)が設立され、Netscape Navigator1.0がリリースされたのが今からちょうど10年前。
大雑把に見れば、それ以前が大学/研究機関を中心とした学術的利用だったのに対し、この年を境としてWebがより一般大衆向け利用という新たなフェーズに突入したと言える。
Web利用が一般化し始めて10年という節目を迎えるにあたり、ユーザーがWebに求める利用価値、Webで成し遂げたい欲求について振り返ってみたい。
Morgan Stanleyは数年前から、インターネットを支えるキラーアプリケーションとして、1番目:メール、2番目:ブラウザ、3番目:SFO、の3つを挙げている。(最新レポートはこちら)
3つ目のSFOは日本では滅多に用いられることのない用語であるが、"Search"、"Find"、"Obtain"を意味し、最近になって米国では結構使われてきている言葉である。
誤解の無いよう補足すると、Morgan Stanleyのインターネットチームは3)の「SFO(Search/Find/Obtain)こそが既存のオフライン広告市場を破壊し拡大させる可能性が高い」という意味において3番目のキラーと表現している。
彼らの分類ではこのSFOに「Google, eBay, Amazon.com, Yahoo!, Expedia, Microsoft, Overture」といった企業が入っており、ビジネス的観点からすれば収益性が高い(=勝ち組み)という点において納得感のある(都合の良い)区分であるものの、ユーザー視点でWebに求める利用価値を考えるには些か使いにくい区分である。
というのも、1、2は純粋なアプリケーションであるのに対して、3は寧ろサービスとして捕らえた方が良く、それぞれを並列で比較するのが難しいからだ。
また、SFOという区分は購買における「プロセス」そのものであり(マーケティング本に出てくるAIDMA法則に近いか?)、オフラインでの購買行動がオンライン上に移るハズ!いう意図が垣間見えてしまう。
投資家から見たProfitabilityと、ユーザーから見たConvenienceの違いと言えば理解しやすいかも知れない。
事業としてProfitableであることはビジネスを継続するための最低条件であるが、市場が成長し、新たなビジネスが創出され続けている現在、ユーザーにとって何がConvenientであるか?
ということの見極め・探求こそが重要であり、ユーザー視点を取り入れないとするとWebの持つポテンシャルを俯瞰するにおいて、新たな潮流を見落とす可能性が高いと思う。
この10年間、様々な企業・サービスが世に登場し、紆余曲折を経て大半は消え去って行ったが、ユーザーがWebに求めてきた利用価値、もしくはWebで成し遂げてきた欲求、を振り返ってみると、意外にもユーザーの求めているものは殆ど変わっていない。
この10年、絶えずユーザーがWebに求めてきたこと、それは次の3つでは無かろうか?
「Search、Communication、Entertainment」。
あまりにも当たり前すぎる内容であるが、今後この3つ「Search、Communication、Entertainment」について数回に分けて振り返っていく。
Posted by Ozaking at
01:40
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2004年05月11日
最近とても気になるもの
それは、「ピンホールカメラ」。

先日、有楽町のビックカメラで偶然目にしたのが事の始まり。
それまでは存在さえ知らなかったが、カメラコーナーでは一際目立つ黄色(正式には「ひまわり」)のボディー、プラスチックで出来た安っぽい外観、一晩の飲み代と変わらないプライス、そして何よりシンプルでカワイイそのデザイン。
急ぎの用事が無ければ間違いなく衝動買いするところ。
しかーし、HOLGAについても同じなのだが、私にはこれを買う前にどうしても揃えなければならない物がある。
それは、スキャナ。
スキャナないと現像してもWebにアップ出来ない!
あー、気になる気になる・・・。
早くこんな写真撮りたいなぁ。。。
Posted by Ozaking at
23:02
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2004年05月10日
話の続きが気になり集中力が・・・
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS) トモモトを
やっている保田(ちょう)さんのBLOG「ちょーちょーちょーいい感じ」かなり面白い!
「青春の日々:ラブレター」(1、2、3、4、5、6、・・・)
現時点で6話あって、内容は直球勝負の青春ラブストーリー(実話のはず)。
青春と呼ぶには歳をとり過ぎてしまった今では絶対に体験できない、
若し頃の甘~い記憶を呼び覚ましてくれること間違いなしです。
途中からではなく最初から読むことをお奨めします。

Posted by Ozaking at
10:42
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2004年05月09日
トモモト BBQ Party
久々に大ハシャギしました。
いつもはシーバス釣りにしか行かない夢の島でのバーベキュー・パーティー。

事前に知っているメンバーといえば・・・、
誘ってくれたEXVOTOの藤原さんのみ。
しかも、集合時間11時の直前から急に雨が。。。(何だか嫌~な予感)
そんな悪い予感は全く外れ、普段は人見知りが極めて激しい私も
すんなりと輪に入ることが出来ました。

参加した皆様、並びに主催して下さったトモモトの皆様、本当にお疲れ様でした。
久々に大ハシャギ出来て最高に面白かったです。
是非またBBQ開催しましょう!
写真など当日の模様は以下の「続きを読む...」をクリックしてください。
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Posted by Ozaking at
23:51
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2004年05月07日
食事しながらのビリヤードはここに限る
今夜は仕事をさっさと切り上げビリヤードに。
本当は渋谷の予定だったが、食事、酒、ビリヤード、この3点を満たしたいので池袋パセラ(TUKTUK)に急遽変更。

TUKTUKは他のフロアとフードメニューが共通なので品数が豊富で十分に腹を満たしてくれる。恐らく都内最強!ドンペリ飲みながらビリヤード出来るお店は他には無いだろう。
(そもそも飲む必要性があるか?と聞かれると疑問は残るが・・・)
よって、テーブル(台ではない)上はこうなる。
マグロのあぶり焼き、ホウレン草と温泉卵のPizza、カルボナーラ。

豚の角煮ピリカラソース、お決まりのスパークリングワイン。

あと、ダーツ人気のお陰で週末にもかかわらず待ち時間無しで入れるのが素晴らしい。
人が少なく周りの台も空いていたのでデジカメで色々と遊んでいたら、ブレイクの割れる瞬間をキャッチ!
本当に四方八方に散っているんだなぁ・・・。
右下は絶対にマス割り出来ない特別仕様のDP(Dale Perry)キュー。
すみません、腕がともなってないだけです。本当はとても良いキューです。
黒檀に象牙のインレイ、バット素材はバーズアイメープル(ほんの少しだけど・・・)の5剣ハギで重さは19ozぐらい。

Posted by Ozaking at
23:23
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2004年05月06日
CDデッキ遂に治る
実は、2年ほど前から家のCDデッキが不調だった。
とは言え、PCで聴く事が出来るので、それほど不便でもなかったのだが、PCだといつもモニターに向かって何かをしているためか、どうしてもジャンルが絞られる。
いい加減、買い替え時期?とも思ったが、その前にとりあえずCDクリーナーをかけてみた。
読み取りエラー。。。
となれば、分解+レンズ磨き(そう言えば初めてだった)。
何とあっさり復活。
快調だった時でさえ殆ど読み取りエラーで全く聴いていなかったこいつを暫し堪能。
Extended Spirit :Solid Water

Extended SpiritはJazzanovaのStefan Leisering、Axel Reinemerによるユニット。
感涙。
Posted by Ozaking at
01:31
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2004年05月05日
まい泉 スパイスソルト
今日は表参道の美容室へ。
いつも「おまかせ」しているが、「夏っぽく」って言ったらベリーショートに。
サスガに今日の気温だと寒い。。。
大好物ながら、最近は歳を考えて控えている「とんかつ」。
ただし、美容室に行く時だけは解禁と勝手に決めている。
何故って理由は単純、通り道にまい泉があるから。
今日は期間限定の「紅豚ロース」を注文。
カウンター越しに店員さんが「塩もいけますよ~」なんて言うので、
いつもの黒豚ソースではなく「スパイスソルト」で食す。
いや、これ最高。激レコメンドです。
ソースでは味わうことの出来ない肉本来の旨みを堪能できます。
写真撮ってこなかったのを後悔しているが、スパイスソルトの中身は
甘めの天然塩と10数種類のハーブ。
デパートでも売ってるみたいなので、今度探してみよう。
その後、渋谷のCDショップをまわるも、探しているものが見つからず、
SkalpelのCDを購入して帰宅。

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22:39
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2004年05月04日
横浜大世界
夕方に横浜、みなとみらい線の元町・中華街駅で友人と待ち合わせ。
突風吹き荒れる中、昨年末にOpenした中華料理のフードテーマパーク「横浜大世界」へ。
不勉強なもので(というよりフードテーマパーク乱立し過ぎ)こんなものが出来ていた事は全く知らなかった。
みなとみらい線開通のお陰か、辺りには新築の高層マンションが立ち並ぶ。渋谷から35分程度なので、十分都内にも通勤できるだろう。
横浜大世界は入館料が大人500円で、5.6.7.8階がミュージアム、2.3.4階が飲食店、1階が雑貨・お土産売り場、というフロア構成。
ミュージアムは中国文化が好きな人には楽しめるかもしれないが、それ以外の人(私も含む)から見ればオマケみたいなもの。
飲食店は他のテーマパーク同様に定期的にテナントの入れ替えがあるようだが、現在は13店舗が軒を並べており、それぞれの店から好みのメニューをチョイスしてテーブルまで自分で運んで食べる事が出来る。
ただし、3フロアを行き来することになるので、スープなどは運んでいる際いつこぼすかとハラハラさせられる。
また、クイックメニューが多いので、凝った料理を食べる事は出来ない。
美味しいものもあり、しかも安いので、それはそれで良いけれど、人がごった返して落ち着けず、もう一度行くか?と問われれば・・・です。
その後、29manさんのTlogで紹介されてて昨日届いたばかりのComplain Too Much / Port of Notesを聴きながら、快適に街中をドライブ、夜景を堪能。

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23:58
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2004年05月02日
無事Cカード取得
昨日、早朝からダイビングのライセンスを取りに西伊豆へ。
先週、呑み過ぎによりドタキャンしているので、サスガに今回は「大人らしく」時間通りに待ち合わせ場所に。
連休初日ということもあり、首都高から渋滞に巻き込まれ、東名も35kmの渋滞・・・。
通常なら遅くとも10:30には着いているはずが、到着したのは既に12:00過ぎ。
昼食を済ませ、2本のダイブをこなす。
(浜から上がったのは既に夕方遅く)
一ヶ月ほど前にプールでやったことをスッカリ忘れている、情けない。
海水をタップリ飲んだものの、昨日十分に睡眠をとったお陰で、至って体は快調。
先週参加した友人からは夜に親睦会(ま、飲み会ですな)があることを耳にしていたので、楽しみにしていたのだが、メンバーが20、30、40歳の男三人、しかも、誰も酒を飲めない・・・。
独り寂しく突風吹き荒れる浜辺に出て、名古屋から来ていた(別の宿の見知らぬ人)とビールをタップリ飲む。
本日も一向に昨夜から続く風は止む気配が無く、あえなく場所移動。
昨日の透明度が3mと最悪だったのに対し今日のポイントは10m。
海中の見え方が全く違い、かなり感動。
しかも、すぐ隣は堤防で釣りをしている人もいるので、釣り好きには海の中から様子が伺い見ることが出来、新たな発見も多くこれまた感動。
ダイビング、単体で見るとホント面白い。
今回はOWのライセンス取得のみで計4本のダイブに過ぎないが、是非次回も潜ってみたい。

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Posted by Ozaking at
22:52
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