2003年12月28日
西那須野・・・夢のまた夢のなのか?
本来であれば、本日は西那須野カントリー倶楽部にいくはずだったのだが・・・
昨日の雪の影響でクローズ。
2002年度ゴルフ場ランキングTop10に入るこのコース。
Robert von Haggeの罠に挑みたかったのだが、残念ながら夢かなわず。
というわけで、昨日の幹事様が行ったように、早朝から予約電話攻撃。
しかし、案外ゴルフ場の朝の営業開始は遅い。
9:00あたりのスタートを考えると、何処に行くにも遅くとも6:00ぐらいには家を出ないと間に合わない。
ようやく取れたのが、6;30総武CC北コース。
ハーフなので11:23スタート。
これであれば、余裕を持って準備できる(打ち納めがハーフというのも考え物だが・・・)。
で、どうかと言うと、電話では「2ホール程度残雪が・・・」、なんて言っていたのだが、実際は半分以上は雪。
結果は散々でした。

早く終わったので、ユーカリが丘駅前のスーパー銭湯に。

余りにも気分が良くて、1時間ほど仮眠までしてしまいました。
一年を振り返り、ゴルフネタはろくなものが無い。
これも腕が悪いためか?
来年は、みんGOL並のウルトラショットを決めたいものです。
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23:25
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2003年12月27日
始めての河川敷コース
今日は本当は水戸ゴルフクラブの予定でしたが、大雪のためクローズ。
気の利く幹事様が別コースを早朝予約してくれました。
場所は、上里ゴルフ場。
いつも丘陵コースしか行かない私、初めての河川敷デビューとなりました。上里は幸運にも雪なしでプレー可能。
この雪日の中、プレー出来た場所は非常に限られているはずなので、よく探したなぁ、と感心してしまいます。ただし、この日は強風の中の強風日和。
スライサーの私はゴルフになりません。
グリーンに一旦止まったボールがコロコロ転がりまわる始末。
でも、いい訳にはなりませんよね・・・。
というわけで、写真など撮る余裕が無かったため、おまけで昼食のカツカレー大盛画像を。

その後、銀座の鉄板&お好み焼き屋に。
牛ねぎやき

特選サーロインステーキ

生ほうれん草とカリカリベーコンサラダ

どうですか、美味しそうでしょう?
本当に美味しいです。このお店。
しかも、値段も手ごろで空いています。
本当は穴場で教えたくないのですが、営業を続けて欲しいので店名も公開しましょう。
NANIWAEN8っていいます。
8丁目にある博品館の6Fです。
ゴルフネタのはずが、グルメ情報に・・・。
今後、スコアが悪い日の逃げ道になりそうで怖い・・・。
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22:20
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2003年12月26日
映画:ファイナルファンタジー
今更ながらですが、先日深夜TV放映されていたものを録画してようやく見ました。
昔のものなのに、今見てもよく出来てるなぁ・・・。
さすがに金掛けただけのことはある。

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17:49
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2003年12月25日
スペインのスパークリング・ワイン「CAVA」を飲む
調べたところ、スパークリング・ワインの製法はいくつかあり、
1) 瓶内で2次発酵させる
2) タンク内で2次発酵させてから瓶詰めする
3) いったん瓶内二次醗酵させたワインを新しいボトルに詰め替える
4) 一次発酵時にできた炭酸ガスをそのまま瓶詰めする
5) 瓶詰めした後で炭酸ガスを注入する
の5つぐらいに分けられるようである。
で、フランスのシャンパンは1)、同じくフランスのヴァン・ムスーは1)、2)、3)イタリアのスプマンテは殆どが2)、ということだ。
で、以前から酒好き(漬け?)の友人から「スペインのCAVAが美味いから一度飲んでみろ」
と強くレコメンドされていて、先日ようやく近所の酒屋で見つけ飲んでみました。
CAVAは1)の製法(伝統的製法:Methode Champenoise)で作られているようで、結構手間がかかっている。
そういえば先日、日経産業新聞(流通だっけ?)でCAVAの記事が出ていましたが、そこでも手間がかかっている割に安い!と書いてありました。
肝心な銘柄を忘れてしまったので、そちらは後日書き加えますが、味はといえば非常にサッパリした癖の無いスパークリングでした。スパークリング・ワインは製法上リキュールを加えているので、ブドウの種類だけで味を云々(特に甘味)言うのは無駄ですが、今回飲んだCAVAは美味しかったです。
ただし、品質管理の厳しいシャンパーニュに比べ、スペインのCAVAは歴史がまだ浅く、産地統制委員会などによる品質管理体制ができていないため、ボデガ(ワイナリー)によって品質にバラツキがある、とのことです。
ま、その分、酒好きには宝探しの時のドキドキ感があって面白いという側面もあります。
ただし、最後に一つだけ。
スパークリング・ワインは本当に酔いがまわります・・・。
いくら安いといえども、量はホドホドニ・・・。
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22:45
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2003年12月24日
貧困エンジン その後
今日はクリスマスイブ
今宵、BluenoteでDee Deeの歌声に泥酔出来る人をとても羨ましく思う。
こんな晴れやかな日に、私は貧困エンジン解明の迷宮に迷い込んでいる。
元々想像出来なかったワケでもないのだが、貧困エンジンは本当に奥深い。
ロストウ、ドーマー、ソロー、経済学にトコトン苦しめられている。
これも、かつて勉強を怠った戒めであろう。
貧困問題の答えを導き出すには、どうやら開発経済学にヒントが隠されているようである。
しかも、かつて最も嫌っていた理論経済学が中心議題である。
わずか50年の歴史しかない開発経済学であるが、近代(新古典派)経済学、マルクス経済学、その他、の3つの流れを中心として議論が進められてきている。
ただし、問題は理論を実証するためのデータが一部に偏っている、つまり現在の先進国(かつては貧困だった国々)のデータしか現存せず、いまだ貧困から抜け出せない国々のデータは存在しないため、科学として成立していない。
分かりやすく言えば、開発経済学で語られてきた内容は現在貧困状態にある国々を成長に導くことが出来ない理論でしかない。
そう、そのまま理解しても何の役にも立たないのだ。
しかし、この貧困エンジン、及び貧困問題から目を背ける事は出来ないし、これまでの議論が無駄であるとは言わない。(私の大好きな、「批判的継承」という手がある)
これからの年末年始、私は経済学の迷宮と格闘しようと思う。
思えば、今から丁度10年前、環境破壊、人口爆発、貧困、飢餓、これら問題に真剣に悩んだ時期があった。名古屋の進学予備校で浪人していた頃である。
しかし、その後それら問題に真剣に取り組み、答えを出す事は無かった。ややもすると避けてきたのかもしれない。
ここで私は誓う、漸く本気で格闘する決意が出来た事を。
まさか30歳のオッサンにサンタがくれたプレゼントがこんな過酷な難題になるとは。
これも、これまでの行いの悪さのお陰か?
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21:43
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2003年12月23日
Two Banks of Four (2BO4) 「Three Street Worlds」との出会い
昨日からDee Dee Bridgewaterが青山Bluenoteに来ている。
数年前から「ディーバ」なんて言葉が使われだしたけど、現在のJazz界のディーバとなると彼女をおいて考える事など出来ないわけで、行きたいなぁ、なんて思いながらBlunoteの公演スケジュールを眺めていたら、1月に「DJ: GILLES PETERSON」の文字があった。
そう、僕の大好きなDJ、ジャイルス・ピーターソンが日本に来るのだ。
でもBluenote?Jazz Clubで何やるんだろう?
と疑問を抱きながらチェックしてみると、「Two Banks of Four」という名前が一緒に出ている。
Webサイトを見てみても、いまいち良く判らない。

昨夜は会社の忘年会だったのだが、23時ごろ2次会の開催場所である宇田川町のカラオケ館に向かう途中HMVを見ると、何とこんな時間なのにまだ営業している。
これは!と思い2Fフロア直行。
しかしである。どれだけ探しても無い。
(グルグルと5周くらいはしたと思う)
人気無いのか?と思いつつ1F行き、Pe'zの新譜や他のCD(恥ずかしくて書けません)を購入し、そろそろ2次会会場に行くか?
と思ったものの、わずかな可能性に賭け「もう一度だけ」と思い2Fに上がる。
やはり無い。
かなり悲しい。ま、ネットで探すかなんて思っていたものの、先程買ったCDだけ持って2次会に行くのはどうも気が引ける。
(残り2枚がかなりミーハーなCDだったもので・・・)
そこで、ブラジル系Jazzコンピレーション、DA LATAが先日出したアルバムを手にしてレジへ。
一応、店員さんに「Two Banks of Fourってあります?」と聞いてみると、
こちらは忘年会後で酔っ払いにもかかわらず、わざわざ探しに行ってくれた。
自分も随分探したので良く分かるが本当に見つからないようで、あちらこちら行き来している。
店員が最後に向かったのがトランス/テクノのコーナー。
ま、内容からして幾等なんでもそこには無いだろうと、高をくくっていたのだが、戻ってくると、なんと手には2枚のCDが。
そう、探していたのはこれです。
普段は試聴もせずに買う事は滅多に無いのだが今回は迷わず購入。
(一応Singingfishでそれらしきものは見つけていたが)

で、肝心の感想ですが、「とても良い」です。
私は、昨年あたりから実はラテン系Jazzには少し疲れてきていて、
徐々に純粋なJazzをベースをしたものを好む傾向が強くなってきていますが、
同様の悩みを持つ人には最適ではないでしょうか。
後半に一部ハイテンポなClubチューンも入っていますが、殆どの曲は生(っぽい?)のBass、Drumsのリズムセクションの上にPianoがコードを奏で、その上に女性Vocalが色を添えています。
これが実に心地いいです。
例えて言うなら随分昔(初期)のUFOのリズムを今風にアレンジした感じ、でしょうか。
時間では夜、もしくは午前中に聞いたほうが良いでしょう。
休日午後のマッタリとした時間帯、ここには向きません。
是非一度試聴あれ。
Posted by Ozaking at
11:37
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2003年12月22日
統計のワナ
電通が12/18に「2004年のあなたのテーマカラーは?」というトレンドリサーチを発表した。
ま、これを目の当たりにして「2004年は暖色系だ!」なんていう企業広告担当者はいないとは思うが、いい加減な統計は本当に勘弁して欲しい。
では、どうすれば良くなるか?についてであるが、
1) 調査日:2003年11/17-11/19、これでは結果に季節感が色濃く反映されてしまう。
仮に調査期間が夏だったとしたら、随分異なっているだろう。
2) とはいえ、夏に「来年の~」と質問するのも無理があるので、昨年との比較。
これがあると多少信頼性が高くなる。
この時期に「来年こそは!」と期待を寄せるのは至って普通と思われ、
上記レポートの結果は如何せん「当たり前」感が強い。
これで昨年末は「停滞=灰色」なんて出ていたら、これは面白い。
ま、これは遊び感覚のところもあるので許したとしても、
小学館の「おしえてネットくん調査隊」、
これはイカーン!!
以前、第2回デジタル機器所有状況アンケートの結果を発表したのだが、これを元にZD Netも「小学生の9割がネットゲーマー? デジタル機器所有状況調査」なんていう記事を書いている。

最初これを見た時は、「今後の世の中は大変な事になる!」なんて思ったが、さすがにZD Netもわかっているようで”PCを使える小学生の87%が「ネット上でゲームをする」”
そう、このアンケート方法は「Webアンケート」。しかもアンケート依頼方法はEメール。
補足すれば、”個人のメールアドレスを持っていて、Webを見ることが出来る子供の87%が「ネット上でゲームをする」”ということになる。
となれば、何ら不思議でもない結果である。
子供がネット接続環境のあるPCで何をするか、
Excelでグラフ作成?、
Wordで宿題?、
アダルトサイトで・・・?、
あり得ないでしょう。
大人も殆ど変わらないが、仕事を除くとPCが必要なことって実は限られている。
子供となれば、時間も沢山あるわけだから(習い事で大変だが?)ゲームしてても至って真っ当。
しかも、PCやってる子供ってごく限られたセグメントでしょ。
こういうことは注意書きとしてキチンと書いておいてくれないと。
あと、気になるのが、ゲームボーイアドバンス所有率が74.7%となっているんだけど、まさかアンケートの景品がゲームソフトなんてオチはないよね?
PDFを見る限りでは1000円分図書カードを30名にとなっているが・・・。
(全体的に少しゲーム機器所有率が高いように思う。一般事情に疎いので強く言い切れないが、怪しい。)
子供の中でのPCやWebやっている比率と属性を知りたいなぁ・・・。
比率が50%を越えているようであれば、実は上記統計はスゴク意味あるものになる。
あと、属性で見ればきっと所得、親の学歴、職業あたりと相関があると思うんだよね。
最後に、ここに「出会い系サイトで友達探し」なんてのが1位になってきたりすると、それはヤバイと思う。
Posted by Ozaking at
17:30
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2003年12月21日
テニスと筋肉・関節痛
昨日は午後より日比谷公園でテニス。
朝から、近所のスポーツショップに行きラケットを購入(ダンロップ ADFORCE M24 MP)。
本当はバボラのラケットと思っていたが、見た目より技量・・・
と思い、ガットとラケットケースのみバボラにした。
何もこんな寒い時期に・・・、という意見もありながら3時間フルで練習。
練習後は、あまりにも寒かったので、コリドー街で鍋。
しかし、運動後のビールはどうしてこんなに美味しいんだろう。
ただし、その後、飲み物は焼酎になり、かなり酔っ払う。
時間を見ると何とまだ18:00。
このまま家路につくと翌日早朝の目覚めは確実なので、これはイカンということで、酔いさましにラクーアへ。
運動、酒、鍋、ここで温泉。
当たり前ですが気分は絶好調です。
温泉でいい感じにお酒も抜けたので、再び飲むビールと、これまた美味い。
一日で2度美味いビールを飲める。
これ、オッサンにはこの上ない贅沢。
と良いこと尽くしだったのだが、翌日の今日はといえば・・・。
膝、太もも、機能しません。
ということで、本日午前中は療養します。
Posted by Ozaking at
10:20
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2003年12月20日
「情報検索のスキル」未知の問題をどう解くか
データセクションの橋本さんが触れていた三輪眞木子・著「情報検索のスキル」ISBN4-12-101714-5を早速購入してみた。
昨日、オフィスでペラペラっと眺めるつもりで頭だけ目を通してみたところ、これまた橋本さんも書いていたように、グイグイ引きこまれ、私も最後まで一気に読み切ってしまいました。
ブルックスの方程式、これについては理解が十分でないのと、「情報」の価値、について異なった視点からの考え方が既に自分の中にあることから、いつか「情報の価値とは?」みたいな件で記事をPOSTしようと思う。
で、この本の内容と言えば、タイトル、著者の肩書き、からは予想できない「生身の人間の情報探索」について述べられている。
つまり、一般的に共通したHow to 何とか?ではなく、各々の目的、感情、立場によって情報探索の進めかたは大きく異なる、という視点から書かれている。
これは、逆に情報を如何に生み出し、提供していくか?
といったことを考える立場にある方々にとってとても重要な視点であり、多くのヒントを与えてくれる。
簡単にまとめると、
情報とは「メッセージの受け手の知識に変化を及ぼすモノ」(=ブルックスの方程式)であり、
そのメッセージの受け手はさらに目的、感情、立場によって情報探索の進め方、
および得られる情報に対する価値評価は大きく異なる。
受け手は未来の望ましい出来事(遠隔ゴール)を心に描き、そこから個々の行動の成果を
評価する基準(直近ゴール)を設定しそれを実現させる可能性の高い行動を起こす。
(=バンデューラの多重ゴールモデル)
なお、情報リテラシー教育についても書いてあるが、興味が薄いため割愛した。
Posted by Ozaking at
17:08
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2003年12月19日
読書の秋(すでに冬・・・?)
クレイトン・クリステンセンの新作「Innovator's Solution」が翻訳出版された。
何と邦題は「イノベーションへの解」。
まことに微妙である。
意味合いとしては、「ジレンマに対する解決策」、「ジレンマを背負ったイノベーターのなすべき事」の筈なので、少しずれている様に思う。
ジレンマで思い出したが、Play Station2、及びXbox、Game Cube、といった専用ゲーム機全般がイノベーションのジレンマに陥っているように思う。
昨年、韓国でゲームをし過ぎて死亡したとの記事があった。
ただしゲーム全般を見渡すと求められる技術レベルが高度になり過ぎており、韓国の記事に出てくるような一部熱狂的ユーザには受け入れられているものの、多くの一般ユーザがゲームから離れてしまった様に感じる。
オンラインゲームは未体験の人が多いものの、地下鉄で携帯電話のテトリスをやっている人は沢山いる。
つまり、ゲームのレベルが一般ニーズを遥かに超えてしまっている。
これに対するSonyの出した対処法が恐らくPSXなのだろう。
つまり、ゲーム以外へ技術を応用する。
やはり、色々な意味においてPSXは要注目である。
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21:12
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2003年12月17日
インターネット、一極集中によるリスク
今月19日にマザーズ上場予定だった株式会社ディップが、上場日を僅か4日後に控えた12/15に上場日延期を決定した。
理由は、世間では何故か話題性に乏しい「Yahooがリクルートとネット求人事業を共同展開する」ことを、投資家に周知徹底するため。とのこと。
目論見書にもYahoo!の影響については既に触れているので「?」と思わざるを得ない。
エン・ジャパンの先行事例(転職サイト運営では後発にも関わらず、高いシェアと収益を誇る)もあったので、さぞかし投資家からの期待は大きかったことだろう。
さて、ディップのサイトにあるリリースによれば、Yahoo!経由の応募者比率は23%である。
Yahoo!との契約内容が判らないので、売上など財務面に与える影響は明らかでないものの、この段階で延期というところを見るとダメージが相当大きいのは間違いない。
昔の会社の先輩がやっているOPPOは大丈夫だろうか?と余計な心配までしてしまう。
話は変わるが、今月2日にYahoo!、goo、infoseekの検索サービスが立て続けに利用出来なくなった(参考記事)。
直後は、各方面でGoogle関連のトラブルか?と思われていたものの、Google本体、及び他のGoogle連携サイト(Excite、BIGLOBE、Nifty、等)は問題なく動いていたので、本当の原因が気になっていた。
後程、Excite井上さんのBLOGを見て納得した。
- Yahooが何らかの原因で検索できなくなった
- Yahooの代わりとしてユーザーがGooやInfoseekに流れ込んだ
- 想定外のトラフィックが来たため、Goo, Infoseek共にトラフィックに耐え切れずに落ちた
- ユーザーはその他のサイト(Google本体、エキサイトなど)にも行ったが、それらのサイトは思ったほどトラフィックの増加にはつながらなかったので、全く問題なく運用が出来た
上記で井上さんも指摘している「大手ポータルサイト依存のインターネットの脆弱性」、この内容はとても重要に思う。
下のグラフを見て欲しい。
これは、日本におけるドメイン別PV数のパレート分布である。
(便宜上、PV数が多い上位1000ドメインを対象にしている)

グラフにある吹き出しを見ればわかると思うが、80%のPV数を上位13.1%のドメインで占有している。
パレートの法則では80:20、つまり80%のPV数を20%のドメインが占有、ということなので、PV数においては上位ドメインに分布が偏っていることが読み取れる。
しかし、もう一度グラフを良く見て欲しい。
35%あたりから赤い曲線がスタートしている。
そうです、これがYahoo!のPV比率である。
Top1000ドメインの中での占有率が、Yahoo!だけで36.2%に達している。
(手元にあるTop1660ドメインの中だと占有率は35.4%)
この36.2%という数字は(検索も同比率とは限らないが)、先日起きた「複数検索サイトでの連鎖サービスダウン」、井上さんの指摘する「大手ポータルサイト依存」を説明するに十分な数字だと思う。
つまり、今ネット業界で起きている問題とは「大手ポータルサイト依存」ではなく、もはや「Yahoo!依存」と表現した方が適切であろう。
話を戻すと、先の「Yahooがリクルートとネット求人事業を共同展開」、その結果「ディップ上場延期」というのは、この「Yahoo!依存」現象の悪い側面を如実に表していると思う。
ネット初期にはインターネットは蜘蛛の巣(実に懐かしい表現です)構造になっているため、分散、平等、などと様々なメリットが方々で語られていた。
しかし、世帯普及率も50%を越え、ようやく一般化してきた現在、インターネットの構造は極度の一極集中となってしまっており、多大なるリスクを背負い込むこととなっている。
サイトのみならず、回線も同様のことが言えるだろう。
大手キャリアが保有している回線(NTT、KDDI、等)に障害が発生すると、インターネットは機能しなくなる。
蜘蛛の巣状になっており回避ルートがあるのは事実だが、大手が背負っているトラフィック(キャリア系の人はトラヒックとも言う)を担うだけに見合ったキャパシティーは到底ない。
このままでは本当に危険です!!!
例えば、「情報」。これまでは横並びと言われながらも複数メディアが常に対立してきた。
ラジオ、新聞、TVしかりである。
かつて日本の検索エンジンのシェアを調べたことがあるが、その時(本年1月時点)にはgoo、infoseekがまだGoogle陣営に入ってなかったが、それでも78%のユーザーがGoogleを利用していた。
(ただし、50%のユーザーは2つ以上のエンジンを利用していた)
しかしGoogle系以外に選択余地の無い現在、「情報」検索はGoogleの判断がすべてを握ってしまっている。
Googleを乗っ取ってしまえば、テロ等いとも簡単に出来てしまう。
政治活動するにも最適であろう。
最後に、折角の機会なので、先程のドメイン別PV数のパレート分布グラフからYahoo!を抜いたもの(青い線)をご覧頂こう。

私には、こちらの分布の方が自然に見える。(少なくともパレートの法則には近付いている)
この問題、皆さんはどう感じますか?
Posted by Ozaking at
17:25
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2003年12月16日
泥酔者の重み
最近、急に寒くなってきたためか、肋骨に違和感(痛みともいう)を感じていました。
とは言うものの、過去の経験から恐らく「折れてはいない」、つまり「ヒビ」と確信していました。
昨夜、とある会社の忘年会に何故か参加したのですが、久々に「若い」飲み会でした。
何が若いかって、モノ(食べ物、箸、おしぼり、等)は飛び交うは、絶叫する者も現れるは、お酒の中に異物(他の酒、刺身、醤油、肉、野菜、等)が混入されているは、といった有様です。
ここまでハチャメチャな状況に遭遇したの学生時代以来なかったと思います。
2次会も無事終わり店の外に出たところ、当然ながら泥酔した者がおり、そこに居合わせたメンバーはその者の自宅が分からないため、とりあえずオフィスで寝かそう、という結論になりました。
タクシーを降りてからは私が右、他の方が左にまわり、泥酔者の両肩を支えてオフィス入り口まで何とか辿り付いたのでした。
久々に酔っ払いを「運び」ましたが、これがまた重いこと重いこと。
実は泥酔者は女性だったので実際の体重はしれていると思うのですが、ワザと重力方向に力をかけてるのでは?と疑いたくなるくらい重いのです。
話を戻すと、入り口に着いたところで、左サイド担当していた方がオフィスのカードキーを取り出すため、突然力を抜きました。
すると、どうでしょう。ただでさえ重かった酔っ払いの全体重が私の左肩に集中するではないですか。
「ボキッ」と音がしたかどうかはさておき、大変なことが私の身に起きました。
ま、泥酔者はソファーに横にしたので、その件については一件落着なのですが、明らかにその一瞬から左アバラがズキズキ痛むようになりました。
もちろん、私もその時点で既に相当量のお酒を摂取していたので、感覚は完全に麻痺していたのですが、一気に目が覚めました。
肋骨、間違いなく折れた・・・。
ここ数週間、ゴルフ練習はかなり慎重に行っていました。
ダフリ厳禁なので、殆どティーアップした球しか打っていません。
フルスイングは危険なので、練習の大半は100yd以下のアプローチ。
まさか、これら努力が酔っ払いの重さで吹き飛んでしまうとは。。。
月末まで、時間が限られていますが、当分静養します。
いやぁ、ホント、みんなのGOLFが手元にあって良かった。(イメトレだけは出来るからね)
Posted by Ozaking at
10:32
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2003年12月15日
PSXの評価、良い点、悪い点
最近、身の回りから一気に独身貴族に属する人間が減ったため、私ぐらいしか巷のPSX騒動に巻き込まれていないのでは?というわけで、彼らに先駆け自分勝手なインプレッションを。
良い点:
昨日書いた通りですが、電子番組表(EPG)からの予約、これが最も優れています。
この点から見れば、PSX以外のHDD搭載DVDレコーダーも十分比較対象製品になると思います。
次に優れているのが、操作性。
とにかく動きが早い。人によってはどうでもいい事かもしれませんが、サクサク動くことで全くストレスが溜まらない。これ長期的に利用すること、忙しい人(フリをしている人も含め)が販売対象であること、以上2点を考慮すると重要だと思います。
あと、操作が極めて簡単です。私はメカに弱い方では無いと思いますが、車で例えるとオートマ車に一旦乗ってしまうとマニュアル社に乗れなくなるのと似ています。
悪い点:
HDD搭載DVDレコーダー全般に言える事だと思いますが、EPGが予約する際にとても便利なだけに、逆に不満を生み出します。(使うと分かりますが依存率が極度に上がります)
早速、昨日いくつかの番組を予約録画して深夜まとめて目を通したのですが、トヨタカップ。
そう、見ていた方はご存知でしょう。延長の末PK戦になりました。あわせて、TVの放映時間も延長され、その後の番組予定時刻は全て変更になりました。
これまで、ビデオをGコードで予約してた方も同様の問題を抱えていたと思いますが、当然ながら全く改善されていない。
昨日のサッカーに至っては、延長戦すら録画されていない。(ま、偶然その後の「~法律相談所」も録画予約していたので見るには見れましたが・・・)
これでは、予定変更になったものは全て見れなくなる。
個人的には、今後の基本方針として、見たいものはEPGでチェックし、そのまま録画。そして、後程まとめて見る。
という風にしたいため、番組の時間変更に対応していないのは、非常に辛い。
Gコードだから当たり前!と思うかもしれませんが、番組表は数時間毎に自動で配信されてHDDにあるわけですから、予約内容を更新してくれてもいいのでは?となると、別の予約とぶつかる可能性があるでしょうから、優先度を設定出来るようにしておけば良いと思います。
他のレコーダーがどうかは知りませんが、この辺り、かなり改善の余地アリです。
でないと近いうちに普及が確実に止まります。(だって、意味無いもの・・・)
次は、色です。最近のSony製品確かに白が多くなってきているんですが、リモコンなど汚れてスグに茶色くなりそうです。イメージはいいのですが、実際使うとなると・・・。
今のところ、こんなかんじです。また出てきたらUPDATEしていきたいと思います。
先行者の優越感ってこのぐらいしかないから・・・。
どうせ、初期出荷バージョンだけに近いうちにバグが出てくるだろうし。(でも回収だけは勘弁してね、Sonyさん。)
Posted by Ozaking at
19:34
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2003年12月14日
PSX 買っちゃいました
午後、デジカメを買おうと思い有楽町のビックカメラに。
Movable Type版を開始するにあたり、「やっぱり絵が必要と思い」、絵心のない私は写真しか選択肢が残されていないので、急遽デジカメを買う事になったのでした。
大方の情報はネットで仕入れていて、製品の絞込みは出来ていたものの、いざ手にしてみると、案外・・・。なものが多い。
というのも、両手で構えることを前提にした製品が多いのだが、私の場合には恐らく片手で魚を持って、という特殊な状況下での撮影が予測される。しかし、残念ながら小型化の影響からか片手操作が容易なものが少ない。
散々悩んだ挙句、PENTAX Optio S4を購入。
メモリーはいくつにしますか?と聞かれ???
そんなもの考えてなかった・・・。適当に、と伝えると256MBになった。
で、入り口で大々的にPSXのキャンペーンをしていたので「在庫は?」と尋ねると、7000の方であれば若干。
10万円・・・。
少し考えたものの、元来テレビ録画に縁の無い私。
自宅にはテレビを録画したビデオテープは3本しかなく、それも日本でのワールドカップサッカーもので、自分が応援していたアルゼンチン戦(一戦は実際に仙台で見ました)。
つまり、HDD容量はそれほど必要ないのです。
なら買わなくても・・・。
という常識的な意見もあるのですが、私はPS2、いや生まれてこのかた30年ゲーム機を持っていなかったので、ゲーム機が欲しかったのです。
なら、PS2買え!という、またまた常識的な反論がありそうですが、ただし、いまさら?という考えは誰しも理解出来るでしょう。
まとめると、PS2代、約3万円を考えると、それを持っていない私にとってのPSX(5000の方であれば)とは、HDD+DVDレコーダー機能は5万円なのです(激安)。つまり、8万円のPSXなら、時代の流行に乗っておいても良いかな?と。(殆どの方は既にPS2を所有しているでしょうから、この考えは当てはまらないと思います。あったとして、BBユニット買うなら・・・、ぐらいではないでしょうか。)
実は、昨日新橋で友人のゴルフグッズ購入に付き合いました。
その際、偶然立ち寄った(待ち合わせ場所がSL広場だったため、とりあえず入ってしまった)キムラヤにPSX(5000の方)が若干残ってました。7000バージョンはその時点で売り切れ。
1)ビックカメラで7000バージョンを買うべきか?
2)それとも他で5000バージョンを買うべきか?
3)それとも買うのを控えるべきか?
本日は、案外冷静だったのか、銀座付近を車でブラブラしながら、車中色々と悩み、1)、3)という方向で意思決定は進んでいました。
というのも、PSX、発表から随分機能ダウンしている。
詳しくは他に譲るが、最大の問題はイーサネットポートがあるにもかかわらず、全く意味が無い(今のところ、使い道が無い)。・・・Play Station BBが出来ない。
というわけで、購入は製品リリース時のスペックが実装されてからでも遅くないのでは?という考えで進んでいたのです。
途中までは何時に無く慎重でしたが、最後は運にかけてみることにしました。
新橋のキムラヤにあれば買う。無ければ来年以降にする。
新橋は路駐スペース確保が難しいものの、駅付近に実は穴場中の穴場(殆ど誰も気付いていない)があるので、そこに車を止め、上着も着ずにキムラヤのB1に向かいました。
ガビーン!売り切れでした。
何故か買う気満々で盛り上がっていたので、ショックを受け近くの松屋で遅い昼食。
おとなしく帰ろうとしたところ、目の前に「キムラヤ 新橋烏森口店」がありました。
まさか?とは思いましたが、1F入り口付近を見ると、「在庫あります」の表示が。
もちろん、ここでメデタク購入となりました。(ナンダカンダ考えて結局買ってしまいました)
で終わるはずなのですが、意外なことにゲームコントローラが品切れ。来週水曜になるとのこと。
この前フリーマーケットで友人から1000円で買い取った「みんゴル3」をやりたい!という気持ちが強かったため、有楽町に車を動かしビックカメラに向かう。
1Fの特設売り場で店員に聞くとB2Fだというのでフロアに行くと、店員から「品切れ!」といわれる。
ちょっとイライラとしながら1Fで再度聞くと「予約者のみ購入可」と言われる。
かなりムカッと来たので、十分なイヤミを店員に伝え(もちろん、最初から言いなさい!ってことです。PSXは買ってないけど、その日デジカメ6.5万円購入してたので、十分言う権利あると思うのだが・・・)、落胆しながら家に向かいました。
そこで目に飛び込んできたのが有楽町の無印良品。
前々から(実は4ヶ月ほど前から)車内のCD保存ケースが欲しかったので中に。
と、ここのMUJI、1Fはソフマップなんですね。
入口のところにPSXの大きなPOPが。ダメ元で店員に「コントローラありますか?」って聞くと、一瞬「発売直後なのにコントローラだけ買うの???」と不思議そうな顔をしたものの、「いくつ必要ですか?」と。
またしてもメデタク購入出来ました。
で、早速セッティングして使った感想ですが、「凄く良い!しかもHDD容量は恐らく多い程良い!」ってことです。
ビデオテープ持ってない私が言うのですから間違いないです。
何が良いかといえば、「番組表」。これスゴく便利です。
既に3日分チェックして予約入れました。見るかどうか判らないけど、HDDだから消去するのも簡単だろうし、沢山予約してしまいました。しかも、普段家に居ない時間帯のものまで。
思えば、これまでは興味も無いのに「ながら見」することが多かったのですが、これなら時間決めて必要な分だけ見る生活に変わりそうです。時間がかなり有効利用できそうで、それだけでお得です。
しかし、思えば今日は新3種の神器の2つを一気に手に入れてしまいました。
少し早めのクリスマスプレゼントということにしておきましょう。
Posted by Ozaking at
20:37
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2003年12月13日
ちゃうちゃう。。。
昨日は随分お酒を飲んだようです。
しかも、のどが痛い。
記憶があるとこでは、「ちゃうちゃう(違う違う)」を連呼していたように思います。
でも、良くは覚えていない。
記憶を辿ると、確か、誰かが24時過ぎに「終電が無くなる」、「OK!」と言った、ような・・・。
その後、シャンパンとワインを頼み、資本主義、貨幣、経済格差、見たいな内容(全部ではないが)について論じ合っていた(独り語っていた?)。
気が付いた時には、終電ではなく始発電車が既に走っていた。
う~ん、ノドの痛みから想像すると沢山話していたのは確かだが、それ以上内容を思い出せない・・・。
情けない。
ただ、何でそうなったかを思い出した。
昨日の朝書いた「貧困エンジン」について話を切り出した「ヤツ」がいる。
このサイトの存在自体知らせていなかったのに!
Blogのいい点:自分の考えをまとめ、留めることが出来る。
Blogの悪い点:知り合いとの会話の最中「それ、読んだ」って言われて話が途切れる、ネタが尽きる。ややもすると会う必要性すら・・・。
Posted by Ozaking at
16:29
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2003年12月12日
貧困エンジンの是非を問う
本日は、週末前ということで少し真面目なお話。
読売ADリポート:経済の活力をどう確保するか-世界に広がる「貧困エンジン」のメカニズム-
ITバブルの崩壊から9.11のテロ、イラク戦争。アメリカ経済はその度に減速したが、これまでのところは深刻な不況に陥ることは避けられてきた。その理由を突き詰めていくと、アメリカ経済が搭載している「貧困エンジン」の存在に行き着く。
日本でも、戦後の復興期から高度成長期にかけては、今の中国と同様の貧困エンジンを使っていた。
太平洋沿岸に連なる工業地帯への集中投資、地方から都市への人口移動、高学歴化といった戦略で急速に貧困を克服したのである。それ自体はきわめて素晴らしいことだが、その結果として、貧困エンジンの燃料は失われてしまった。
日本の場合、アメリカのように移民の受け入れで燃料を補うのは難しい。これは少子高齢化への対策としても議論されはじめているが、既に顕在化している治安の悪化を考えると、相当な覚悟が要るだろう。
今の時点では、日本の取り得る道は二つ。一つは、EUと同様の、周辺諸国の発展を支援しながら彼らの活力を取り込む戦略である。具体的には、貿易や投資、さらには人材の交流も加えたアジア諸国との経済関係の強化だ。ただし、それには農業や基礎的な製造業など、一部産業の空洞化は覚悟しておく必要がある。
もう一つは、貧困や格差なしでも経済のダイナミズムを生み出せる仕組みを構築することだ。個々人の消費需要が飽和した日本でも、街並みの整備やバリアフリー化などの公共ニーズは満たされていない。コミュニティーを主体としてこれらのニーズを顕在化させる枠組みが構築できれば、それは、貧困に代わる日本経済の新たなエンジンとなるだろう。
さ~て、良く考えてみよう。
一つ目は、上記にある「貧困エンジン理論」、すなわち経済格差を利用することで経済繁栄を引き起こすことについて。
二つ目は、「貧困や格差なしでも経済のダイナミズムを生み出せる仕組みを構築すること」が可能かどうか?
三つ目は、そもそも今後経済繁栄(成長)は必要/可能か?
このテーマはP・F・ドラッガーも危惧している、今後想定される若年人口減少に対する対処法、と繋がるものであり、民主主義、資本主義経済、といった経済システム、はてまた経済思想にまで及ぶものである。
非常に重要な内容であるので、早急に参考となる資料を図書館で予約した(明日取りに行きます)。
近日中に、この三つの問いへの自分なりの答え=考えを出したいと思う。
PS:こういう時に限って、「大学で開発経済学の勉強しておけば・・・」と悔やんでしまう。
Posted by Ozaking at
16:25
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2003年12月11日
出来の良い店員
本日は靴の話。
ここ数年、何かと大活躍なのがクラークスのデザートトレック。
随分前に流行って、渋谷のBEAMSで購入したのが初めてだったと思うが、
既にこれまでに何足か買い換えている。
何が良いって、対応範囲の広さ。
ジーパンからセミカジュアルまでいける。
ま、個人的に革だから仕事場でもOKと勝手に決め付けているところもあるが、とにかくお気に入りなのである。
買い替え時は、ソールが減った時と思っていたのだが、先日通勤途中に紐が切れたので、いい機会かと思いショップに出向いた。
入るとスグにこの靴の陳列されている場所に行き、「これください25.5cmで」と店員に告げ、別の靴を眺めていると、「???」と思っている様子。
マズイと思い、「いやぁ、紐切れてしまいまして・・・」と理由を説明すると、ここからが良く出来た店員。
見ていた別の靴の説明を始める。しかも超シンプルに。
こちらの要望を掴んでるかのごとく、「OnでもOffでも」なんて言っている。
そう、図星!なのである。顧客のニーズ把握(推測?)が完璧である。
マーケティングとかSalesに関心が高い私はその後の展開に興味があったため、
「ふむふむ」なんて頷いていると、奥から25cmを持ってきて「お試し下さい」と。
ん?25cm?と思い尋ねると、「このタイプであればお客様はこのサイズの方が」
外見で判るんかいな?と半信半疑で足を入れると、あら素敵。
「宜しければ紐は差し上げますが」と店員。
もちろん、私はと言えば「これ下さい!」
やってもうた。
久々に店員にしてやられた、と思っていたら、更に次の展開が。
「紐が切れているデザートの革の色は落ちていませんか?」
そう言えば、一部白っぽくなってきている・・・。
「これで更に長持ちしますが・・・。」と差し出したのが、革クリーム(俗に言う靴墨)。
「それも下さい」。
そう、この店員、デザートブーツ買いに行ったのに、紐と引き換えに、別の靴+革クリームを買わせた。
しかも、よくよく考えてみると、紐が切れている時点で既にそろそろ買い替え時。
すこし出来る店員なら「この客、そのうちデザートブーツは絶対買うな・・・」と想像ついたはずなのである。
そして、マンマとその目論見にはまってしまった。
ただ、負け惜しみではないが一つだけ。
ここまで良く出来たストーリーはそうあるものではないが、最近接客レベルが低い店が本当に増えている。
サービス心が欠如しているのだろう。
ということもあり、最近では良いサービス対しては、極力良い顧客で対応するよう心がけている。
一つの成功体験が今後の糧になることは十分知っているので、店員教育の一環と思えば安いものである。
ただ、よく出来た店員ほど最近は転職率が高いんだよなぁ。。。。
自分で店なんて出しちゃったりして。
Posted by Ozaking at
23:20
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懐かしい景色
琵琶湖の夕焼け
外来魚云々で最近釣りに行く人も減少傾向と耳にする琵琶湖。
この景色を堪能しつつ釣りをするのが最高だったのになぁ・・・。

長太の大クス
母の実家近くにある樹齢1000年以上の大木。幹周りは何と8.8m!
伊勢湾台風以前の枝ぶりは、洋傘を広げたような左右対象の美しい樹冠であったとのこと。
この写真を見ると田舎にいた頃の香りを思い出します。

photoed by my father!
DATE : 2003/12/?
Posted by Ozaking at
22:24
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2003年12月10日
情報整理にかかる時間
昨日会社を休んだお陰で、今日の午前中はやる事が沢山あった。
まず、オフィスに届く新聞、日経産業×2、日経流通×1、さらに、自宅に届く日経×1、
これだけでも結構な分量。
さらに、Net上に流れている昨日のNewsチェック。
Nikkei関係(Biztech、IT Pro、Nikkei IT、Nikkei NET)、CNET、Venture NOW、Stream NOW、ZDnet、internet.com、インプレス関係(PC Watch、Internet Watch、ケータイWatch、Enterprise Watch)。
大抵はRSSで配信されているものなので、最新情報チェックはBulknewsで出来るんだけど、昨日の分となると・・・。
そう、一つ一つチェックしていきました。
リーダー無いと本当に大変なことを実感。
それでもって、社内にある記事蓄積用Blogに載せていく。
(これが、また結構面倒)
次に、こんな時に限って蓄積されているELNETのチェック。
毎日送られて来るんだから、その日にまわしてくれれば良いものを、何故か10日分程度まわってきた。
新聞記事がメインなので、読むのにはそんなに時間はかからなかった。
メルマガ10通を処理し、メール10件程度、電話1件対応。
大体ここまでで午前中一杯かかってしまった。
改めて、情報整理って大変だと思う。
ま、過去のことなんて無視すれば・・・、という意見もあるんでしょうが、
なにせ仕事内容が情報のアンテナ役なもので、無視するわけにも行かない。
処理に3時間を要したこれらの情報、果たしてどれだけの価値を生み出すのやら・・・。
Posted by Ozaking at
20:15
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2003年12月09日
泥の中にある知られざる真実

Ozakism、初ポストは季節外れの「蓮の華」について。
お寺の本堂に蓮の花が描かれているのをよく見ます。
仏教の世界で「蓮」は「泥中の蓮華」と言われ、仏教思想の象徴的存在です。
蓮は決してキレイとは言えない環境、すなわち泥地に生育します。
上の写真では蓮の葉の上に花ビラがありますが、蓮の花は実に清浄無垢な姿をしています。
蓮は夏に花を咲かせ、蓮の一生は蕾(つぼみ)の開花から散華まで、僅かに四日間。
開閉を三度繰り返し、四日目には散っていきます。
いかなる環境においても正しい生き方を貫き通せばキレイな花が咲く、
たとえ、それが十分儚いものだとしても。
仏教の根底に流れる考えとはこの様なものなのでしょう。
しかし、私は熱烈な仏教信者というワケではありませんし、
清純に生きろ!なぞ他人様に言える立場にもありません。
ただし、この蓮の華を見ていると、宗教とは別の意味合い=メッセージを感じます。
それは、「蓮の華がこれ程まで美しい華を咲かせる事をどれだけの人間が知っているのか?」、
つまり、「泥=人の気付かない所」に実は「美しい華=真実」が埋もれているかもしれない、
ということです。
「Ozakism」というBLOGを開始するにあたり、「隠れた真実の発見」はこのOzakismにおける
重要なテーマの一つかと思い、敢えて初回にもって来ました。
Posted by Ozaking at
16:16
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泡盛効果
昨日は、コンサルタントのkさんを囲んでの勉強会。
今回で5回目の開催になるが、直近2回ほど休んでいたので、久々の参加。
幹事はCAにいる元同期。
昨日も15人くらい集めていたし、彼のお陰でkさんも無料で来てくれる。
本当に頭が上がりません。
ちなみに、kさんの講演費用は通常、30万円~/時間、顧問費用が100万円~/月。
さらに、ホテル代、交通費(いつも飛行機で駆けつけてくれる)も考えると、無料というのはあり得ない話。
会場は新宿にある友人の会社のオフィス。
先月20日に引越したので、行くまでに3回も電話で場所確認してしまった。
就業中邪魔してしまい申し訳ない。
一応ヨックモックのお菓子を祝いとして渡したので許してくれるだろう。
2時間ほどの講義の後、六本木の飲み屋へ移動。
ビール4杯の後は何故だか泡盛?
忘れていたがkさんは沖縄出身。
そりゃ酒と言えば泡盛なわけだ・・・。
最近は焼酎、泡盛を置く店が増えたので、沖縄育ちの方々はさぞかし嬉しいんだろうなぁ・・・。
酔いがまわった頃には、店員から写真が。
見てみると、勉強会メンバーとモンパチ(MONGOL800)が肩組んでいる。
ん?なんで、と思い尋ねてみると、前回の勉強会後もこのお店に来たらしく、その時に沖縄繋がりで知り合いのkさんが呼んだらしい(かなり後悔!)。
しかも、マイク無しで熱唱したとか。
酔いも絶好調になり、横から現れたのはかつて芝浦GOLDをつくり、その後、業態としてのキャバクラを作った、伝説のお方。
六本木、新宿で怖い人達とモメたら、携帯に連絡くれと言っていた。
(ブラック過ぎる~、でも本当に肝が座った感じの方でした)
酔いのお陰で色々と話し込んでると、一緒にいたのは何と某ベンチャーの役員(知り合いが勤めてます)。
これはこれはと、また酒を・・・。
その後2時過ぎにタクシーで帰宅、沢山お酒飲んだ割には記憶が残ってる。
ただし、酒の濃度と量は相当だったようで、今日午前中は完全にダウン。
ようやく、先程から少しづつ体が動き出したけど、時は既に遅し。
はい、欠勤です。そう、三十路にして酒に飲まれたダメ人間です。
しかも、この時期にして有給は本日で最後のはず。
おっ、てことは有意義に使わないと・・・。
光ファイバー並みに気持ちの入れ替えが早い私でした。
が、体はまだ思うように動きません。
Posted by Ozaking at
13:09
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2003年12月07日
書を読め、町へ出よう!
このところ、週末のネタはゴルフ&釣りばかり。
またもや肋骨が心配=ゴルフ練習できない
冬で魚がいない=釣りに行く気にならない
で、ここでネタが無くなるのもオヤジ臭いので、街ネタをひとつ。
今日は天気も良かったので、コートも持たずに渋谷~表参道を散歩(単に美容院に行っただけという噂も・・・)
予約の時間まで余裕があったので、色々とウインドウショッピングしながら表参道へ。
一つ目の驚きは、安藤忠雄の同潤会アパートの向かいに黒川紀章(字間違ってない?)デザインの建物「日本看護協会原宿会館」が建築中だったこと(テナントはBURBERRYが入る模様。看護と関係あんのか?)。
表参道は昨年から有名建築家のショールームさながら。
ココまで沢山出来ると一度おさらいした方が良いな。
二つ目、ついこの間はヴィトンの行列だったのが、今度はDiorのブティック前に長蛇の行列が。
存在自体知らなかったが、なんだか20年くらい前のブランド全盛期のSaleを彷彿させます。
(って、結構いい値段するはずなのに皆な買える物あんのかなぁ?)
三つ目、外苑前の銀杏並木渋滞。
休日は246って案外渋滞しないんだけど、今日に限って大渋滞。
理由は先に書いたとおり銀杏の紅葉目当ての人だかり。
折角だからと代々木体育館の近くの銀杏も見に行ったけどこれまた最高。
黄色づくしの銀杏も今日で見納めでしょう。
たまには街に行くべき、と痛感しました。
ようやく今日から「隠れた人材価値」を読み始めました。
いつ終わる事やら。。。
どうも最近読書ペースが遅い。
夜酒飲み過ぎかも???
追伸:
美容師さんに「休日何してんですか?」って聞いたところ、
最近ゴルフ!
いかにも表参道の美容師って人なのに意外な内容。
しかも軟鉄はいいよね!なんて返してくる。
こうなると、やっぱり我慢できず、肋骨心配しながらロッテに直行。
痛みは増したものの、一つ勉強した。コック、これ重要。
しかし、肋骨痛いよぉー!何とかしてくれ~!
Posted by Ozaking at
23:10
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2003年12月06日
一応、釣り報告
夜にしばし夢の島に行ってきました。
ずーっと流して最後に「これぞ」って感じの明暗部があり、明るいほうから暗いほうへBフリを3投ぐらいしたところで、ゴミらしき生物がかかった。
苦も無くあげてみるとシーバスちゃん20cmでした。
手の怪我を避けるために釣り専用グローブをしているので、何のためらいも無く体をつかみ一瞬で針を外し海に戻す。・・・・。
ピクリとも動かない。何で?
ご冥福をお祈りします。
本当は、その後葛西ロッテゴルフに行くはずだったのだが、どうも釣りしている時から例の左肋骨が痛む。
恐らく、木曜のゴルフ練習(ここには書いてないが)の際にやっちまったのだろう。「ひび」程度であってほしい。
だって、今月はゴルフ2回も予定あるから。
Posted by Ozaking at
23:45
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現場検証 at 東京湾奥
日中に最近行ってなかった現場検証。(下見です)
まずは、いつもの辰巳。
最近、どうも・・・、と思っていたら、1ヶ月前と大きく変わってました。
(夜しか行かないと、これだから良くない!)
以前は浅場でウロウロするお魚さん達で満ち溢れていたのに、昨日はガラガラ!
しかも、水は極度のクリア。
一体何があったのしょう・・・???。
ここは当面お休みでしょうか?
間違いなく魚の大群は移動してしまいました。
通説から考えると東京湾ですが、河口付近にまだいるかもしれません?
もしくは、居残る奴も一部いるので、居つきグループが多そうな場所=ベイト(エサ)が多いところを探しておいたほうが良いでしょう。
次はお隣にある夢の島へ。
ゴミで出来てるとは思えない・・、などと考えながらアタリを車でウロウロ。
ようやく路駐スポットを発見し、歩いて水辺へ。
アクセス良し、足場良し、それでいて合法!
(港湾局の方々の許可アリ!これは珍しい)
水はと言うと、これが超ニゴリ。
隣の辰巳がクリアなのと比較すると???です。
同じ運河に面しているとはいえ、水と潮の流れの影響でこれほどまで変わるのでしょう。
釣り禁止(余程ひどいのか、看板が出ている)ですが・・・、マリーナ内もチェックしてきました。
何とこちらにはボラの大群が!
マリーナだけに水深もあるのでその下には・・・!
期待してはいけません。ここは釣り禁止です。
でも川崎の上州屋の店員は申しました。
「そんなこと考えてたら、釣りなんて出来ません。良いんです」。
今考えてもとても勇気を与えられる言葉です。
侵入場所は確認したので、今度夜中の警備状況を確認したいと思います。
辰巳水門~新木場対岸~辰巳の埠頭方面へ。
水門付近への侵入経路は見つけたものの、居つきの「人」が!
そう、橋の下だけに生活してました。
さぞかしウルサイことでしょう。
騒音問題で訴えたいところですが、彼ら自身も訴えられてしまいますね。
私は夜出向くため、先住人に迷惑そうなのでここは遠慮します。
なお、その他は侵入経路不明でした。来年のシーズン中に夜確認したほうが早いかもしれません。
最後に、葛西臨海公園へ。
ここは荒川、旧江戸川の河口に位置することもあり、これから東京湾に落ちていく軍団の最後の面々がまだいるかも?
と期待してしたのですが、大量にいたのは
無防な家族連れ(波打ち際でサーカー、キャッチボールは危険!)と、
無愛想なカップル(帽子拾ってあげたんだから「アリガトウ」の一言ぐら返しなさい!)、
そして無精髭を生やした老人(意味不明?)。
釣り禁止!って書いた看板がある中、何人か釣りしていました。が、アクセスが悪い!公園の中歩く時間で10分以上。
どうしてもココ、って時しか行かなさそうな場所です。
あ、足元がゴロタでそれが1kmくらい続くので足場は良いし、干潟があるからベイトも豊富なので魚はいるだろうし、場所としては良いです。もちろん、河口だけに風、波は相当強いです。
別タックル用意したほうがよさそうです(俗に言う日干潟仕様、あとウェーダーもね!)。
Posted by Ozaking at
23:00
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2003年12月05日
Niftyココログ開始 事業スピードの重要性
Niftyが予定通り12/2よりココログを始めました。
このことを既に知っている人は多いでしょうが、その中の「古河建純 インターネットBlog」はもうご覧になったでしょうか。
興味がある方は是非ご覧あれ。
なお、この古河さんとはもちろんNiftyの古河社長である。
個人的に「すばらしい!」と思ったのは、事業開始までのスピード感。
今頃Blog開始なんて・・・という意見も一部ではあるようだけど、それとは別にこの「スピード感」は注目に値します。
上記BlogにPostされてますが、このココログ事業、事業提案が本年6月末、意思決定が7月中旬、事業開始が12月2日ということ。
このスピード感はまさにベンチャー企業そのものと言えるでしょう。
これが巨大企業Niftyで起きたことを思うと、いささか驚きを隠せません。
大森にあるNifty本社には過去仕事で何度も足を踏み入れたことがあるものの、いつも感じることがありました。
「ジメジメ」して、何処か「暗い」雰囲気が漂っている。
知人とは「Niftyは会社、戦略、組織というよりむしろ、風水的に問題がある。」なんてよくバカにしていたものです。
おっ、話が脱線してしまいました。
以前、アジル経営という言葉がもてはやされた時期がありました。
しかし、いつの間にかIT・ネット業界は停滞ムードに包まれてしまい、完全にスピードダウンしてしまいました。
例外的に飛ばしていたのは、三木谷さん、堀江さん、宇野さん、そして孫さんぐらいでは無いでしょうか。
今回のNiftyの動きを見ていると、今時代に必要なことの一つはアジリティー=スピードではないか?と再確認させられます。
少し前のネタに戻ってしまいますが、「イノベーションのジレンマ」の中にもあるように、ニーズが未だ顕在化していない市場への進出において事前の予測、分析に殆ど意味が無い。また、そのような新規市場への進出を見送ることは大きなリスクを生みます。
Blogは一気に広まっているものの、未だこの分野で収益を生み出すモデルを構築した企業は存在していません。
このような未知な市場への進出を考えると、Niftyクラスの規模の企業であればBlogビジネスを始めるのに必要な投資金額(数億円)は痛くも痒くもない金額であり、仮に将来損失を生む可能性があるとしても、本来的に今出せる答えは迷わずGoな分けです。
それが実に上手くいったのが今回のケースなのでしょう。
元気、スピード。
時代の変化のヒントは案外近くにあるのかもしれません。
Posted by Ozaking at
15:54
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2003年12月04日
快調!につき、サントリーについて
今日は、昨夜の8時間睡眠のお陰で、超快調!
今週は週明けから飲み続きだったので、睡眠時間が減り、夕方以降(しかも、丁度18:00)に思考機能が停止してしまっていた。
日経の朝刊にサントリーの佐治社長の記事がありました。
ビール事業は40年赤字、上場したら続けられなくなる・・・。
確かにその通りなのですが、モルツは結構成功しているように思っていただけに、あれで赤字とは驚き。
広告費かけ過ぎでは?
おっ、赤字が他の売上高の数%(せいぜい1~2%が妥当)であれば、広告=ブランド創出事業という位置付け=考え方もあるなぁ・・・。
これは新しい!
特に、飲料系事業の売上高広告比率は5%を遥かに越えているケースも多いから、上記数字に収まれば悪くはないのか?
ただ、会社経営の観点からして経営効率(対売上高関連指標)が悪くなる。
やはり、飲料系事業は天候、リベートなどリスクも大きいから、広告としての位置付けにはかなり無理がありそうだ。
というわけで、赤字なら辞めるべし。
もしくは、営業譲渡すればいいのに。欲しいとこ沢山あると思うのだが・・・。
味の素さん、ハウスさん、JTさんあたり如何でしょう。
Posted by Ozaking at
15:51
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2003年12月03日
イノベーションのジレンマ(補足)
CNETにとっても分かりやすい記事があることを忘れてました。
Christensenのコメントも載っています。
最初からこれ載せとけばよかった・・・。
Posted by Ozaking at
10:48
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2003年12月02日
イノベーションのジレンマ
先週の金曜(11/28)の日経産業新聞にハーバード大学のクレイトン・クリステンセン教授が1997年に出版した「イノベーションのジレンマ」についての記事が掲載された。

続きを読む...
Posted by Ozaking at
15:45
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『セグウェイ』を越える?
Wired:『セグウェイ』にライバル出現? 一輪で走行する『エンブリオ』
カナダのBOMBARDIER社

セグウェイと同様、バランスをとるのにはジャイロ(角速度センサ)を利用している。
2025年までに普及させる予定だとか。
夢がある業界っていいね。このQuickTimeムービー見てよ。
アニメAKIRAもビックリだわな。
ジャイロは今やハイテクには欠かせないものだけど、単なるセンサ技術なので、とっても地味。
地味な素材を色々と寄せ集め、この様なモノを本気で考えることの延長線に未来は開けていくのかも知れない。
ジンジャー(セグウェイ)を初めて見た時、正直「くだらない」と思った。とりわけシリコンバレーの重鎮が絶賛してた理由がイマイチ理解できなかった。ネット業界の側にいたにもかかわらずである。
今、あらためて「くだらないもの」を見て感じること。
それは次世代を創造するためには、むしろ、これら「くだらないもの」に実直に取り組むことが重要なのではないか?ということ。
また、自分の日常から、子供の頃抱いたような「くだらない夢」が消えつつあること。
そういえば、トヨタもこの間のモーターショーで一人乗り自動車発表してたなぁ。。。
なんて事を書いてたら、セグウェイが低価格版を販売開始したことが判明。
リコール騒ぎで終わりかと思いきや、ちゃーんとまだやってました。
PSX4つでセグウェイが手に入る!
ちょっと考えてみたりして・・・。
Posted by Ozaking at
15:32
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2003年12月01日
IT市場予測に対する怒り
NRI:~2008年までのIT主要分野の市場規模とトレンドを展望(2)~
詳しくは上記を参照していただくとして、
この「IT市場ナビゲーター」、仕事柄よく拝見するけれど、まぁ予測が曖昧だこと曖昧だこと。
推計した際の根拠を教えて欲しいものだ。
IDCのデータもそうだけど、殆ど年率成長率を求めて単純に右肩上がりになっている。
顧客へのコンサルティングで使うには「今後この市場は成長が見込めますから」、なんて言えるから都合がいいんだろうけど、実際これら業界でビジネスを行うプレーヤー関係者からすると本当にいい迷惑。
で、これを見た経営者が「この事業はいける」なんて勘違いするものだから、我々は如何にこれら推計が誤っているかを立証するという、おかしな作業に追われることになる。
例えば、2008年のインターネット広告市場規模2,093億円。この数字の根拠は一体?
電通が出してる「日本の広告費」(ま、これも結構怪しい数字ではある)。これでは2002年度845億円。今年度は1000億円突破は確実と言われている。
広告市場の前提条件として、世界的に見てGDPと広告市場規模は相関関係(驚く無かれ、61カ国対象で相関係数0.98)があり、広告市場全体が拡大するには、経済成長が必須である。
現在、広告市場は約6兆円なので、日本のネット広告市場比率は約1.4%。米国が現在2.5%程度で、2000年のネットバブル期で3%。
上記NRIの2,093億は広告市場比率は3.6%となる。
とした場合、BB化、VOD普及、など市場に影響を与える要因はいくつかあるものの、どの因子の影響で3.6%まで上昇するのかを説明して欲しい。
また、約6兆円という広告市場全体のパイは制約条件(=拡大にはGDP成長が必須)となっている訳だから、他の広告市場のどこからシェアを奪い取るのか?を説明して欲しい。
しかも、上記市場は科学的な根拠=成果を求める傾向にあるので、ネット化が進むと同時にROIを考慮し全体のパイは更に縮小する可能性もあるはずである。
事実、TV業界は映画:踊る大走査線を成功させたフジテレビを除き減収減益だったような。
その一因として「TV広告費の正当性を立証(もしくは事前予測)することが出来ないため」とどこかの証券アナリストも書いていたように思う。
先日の選挙でのマニフェストが今後そうなるように、以前推定した「IT市場ナビゲーター」の数値の差異分析も公表してもらえないものか?
Posted by Ozaking at
15:25
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